モリのアサガオ 3: 新人刑務官と或る死刑囚の物語 (アクションコミックス)
- 双葉社 (2005年8月27日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575831306
感想・レビュー・書評
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図書館の本
星山との物語。
悔い改めさせるとはなんと傲慢な!と思ったのですが、若い及川の情熱なのだと納得させつつ読む。
でもやっぱり、悔い改めさせたのだとは思うけれど。
渡瀬の憤りの源がまだみえないです。 -
改心させた囚人の死。
死刑っていいのか悪いのか分からなくなるようなお話です。でも・・・とも思う。 -
止まらない……
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死刑囚も刑務官も被害者も、迷い、悩み、考える同じ人であるということを前面に出している作品。極刑囚といえど改心する、刑務官も死刑執行には悩まねばという前提にたち、死刑制度に否定的な感じはしないでもないが、死刑制度を真剣に考えた作品であることは間違いない。
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死刑囚房に配属された新任刑務官、及川直樹がこの物語の主人公。直樹と同年代で「敵討ち殺人」として世間の注目を浴びた死刑囚、渡瀬満との心の交流を縦軸に、その他死刑囚房の囚人と刑務官たちと主人公との交流を群像ドラマ的に描いている。この3巻では、一家四人を殺害した凶悪犯星山を、直樹が改悛させる事に成功する。だが、罪を悔い遺族への購いを始めようとした矢先に、星山の死刑が執行されるのだ。刑務官の仕事とは?死刑とは?罪と購いとは?