- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576081762
感想・レビュー・書評
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フェルマーの最終定理に挑んだ人々の物語。
数学のことが分からなくても、読み物として十分面白い。
ブログの文章が元なので最初はちょっと違和感があって読みづらかったけど、すぐに気にならなくなった。
1時間くらいでさらっと読めるし、オススメ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
旦那セレクション 第?弾
フェルマーの最終定理が解かれるまでの数学史?偉人伝?でした。
「だれだれがここまでは解いた。でもそのあとがダメだった」
「でもその論文のおかげでだれだれがなんとかを思いついた」
みたいなモノがずーっと書かれています。
私の大好きな「学者独特の変人っぽいかんじ」が満載で、改めて学者っておもしろい!って思いました。
この方のホームページがとてもおもしろいそうです(旦那談)
「はまるよ〜」
というので、危険を察知してまだ読みに行っていません。
はまっても大丈夫な時に遊びに行ってみようと思っています。 -
ほとんど「フェルマーの最終定理」(サイモン・シン/新潮文庫)のダイジェスト版といった内容。
こちらの方が筆者の思い入れが文章に出ていて熱さはあるかもしれないが、独自のネタというのはほとんどない。
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「フェルマーの最終定理」の証明にまつわるお話。読みやすい。
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っこう算数、数学、得意だったんですよ。
といっても、理解できるのは、高校の数学まででしたが。
でも、今までわからなかったことが、すーーっと理解できたときの一瞬というのは、数学の他の学問にはない快感だったなあと、この本を読みながら思い出しました。
今回は、フェルマーの最終定理を巡る数学者たちの物語です。
それが、なんの役にたつのか、何を示しているのかはわからない、1つの数学的な仮定を、魅入られたように追求し、それ故に、すべてを失っていく人々。
なんで人間は、こんなに、できないことをできるようになりたいと、知らないことを知りたいと思うのでしょう。
それは、業のような気もしますが、だから、人間ってすごいのだとも思います。
最終章は、思わず涙が出てきます。
なんの涙やこれは!
と自分で、ちょっとビックリした。 -
最高!
久々に自分の中の数学熱を引き出してくれた一冊!
数学界のさまざまな偉人のエピソードに感動です! -
ろじっくぱらだいすのワタナベさん推奨の「哲学的な何か、あと科学とか」の続編(?)
今回は「この余白じゃ書ききれない」としか書き残されなかったがゆえに何人もの人生を狂わせた「フェルマーの最終定理」が残した長きに渡る爪あと
そして、それを解きかけた日本人や最終的に解いたワイルズ
数学の専門書ではなく、むしろ小説
世界は物語が溢れている -
数学 おもしろそうだなぁ
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テーマが魅力的だからこそ面白いけど、って感じ。ちと高い。わが愛しのゲーデル様。