臆病者の嘘 (二見書房 シャレード文庫 か 6-5)

著者 :
  • 二見書房
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本棚登録 : 82
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576100517

感想・レビュー・書評

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  • 開拓のつもりで手に取りました。

    悪くはなかった…むしろ、誤解とか嘘とか、切ない展開は大好物である。

    しかしなんだろう、この腑に落ちない感じは…。

    ひとつはよくある展開な上に、何年も引きずるには「嘘」の内容がいまいちインパクトに欠けること。

    もうひつとは攻の態度があまりに露骨なので、真っ当な大人なら自分への行為に気付くだろうと言いたくなったこと。

    この2つが、私の中で引っかかったのだと思われます。

    でも嫌いではなかったので、他の作品も読んでみようと思いました(^-^)

  • メールのやりとり楽しかったんだけど。そこまで悶々するなら嘘の影響力を派手にして欲しかったw、攻めにどう思われてるか余り考えてない感じが、ん~、恋なんて独りよがりってことかな。

    あれだけ時間作って会いにきたり、優先してくれてるとしか思えない行動に、恋愛なのか友情なのかの方で葛藤薄いのは罪悪感で鈍感な振りせずにはいられなかったのか…読み取れなかったのかなぁ…脱力…。

  • すっごく良かったです!!読み終わるのがもったいなくてグズグズしてました(笑)些細な嘘をついた罪悪感からずっと思い悩む悠人がもう…たまりません(萌)とにかくじれったいしせつないしで。一途にずっと想ってるというのがとにかく萌えツボでしたv思い違いだったとわかり、想いが通じ合ったあとの亨の言動にもまた萌え(笑)悠人にしか見せないであろうそういうところがたまらないし可愛らしい。亨が悠人のことをどう思って接していたのかがすごく知りたい!亨視点のお話も読んでみたいです。

  • わりに好きな話だけど、誤解と誤解が解けるところが、ちょっと反応が妙に思えた

  • (あらすじ)
    社会人になって半年。
    サラリーマンとして働く悠人は、
    二つ年下で映画俳優として多忙を極める亨に
    何年も片想いをしている。
    高校時代からずっと、自分の気持ちをひたかくして得た、
    親友という居心地のいい関係。
    報われなくていい。
    せめてそばにいられれば。そう願う反面、
    亨の優しさに触れるたび、過去についた
    “ たった一つの嘘 ”が悠人の心を苛んでいた。
    しかし、告げるつもりのなかった想いを亨に知られた悠人は、
    ついに自ら罪を告白してしまい――。

  • ゾロサン変換機能フルにして読んでください(笑)
    ハマりますよ〜v

  • 冒頭から心が鷲掴みにされました。たったひとつの嘘に対する自責の念と、罪悪感を持ちながらも攻めに対する恋情を止められない葛藤。読んでる側には攻めの気持ちが、確信できないまでも予測だけは出来るので、ぐるぐるしてる受がもどかしいやら切ないやらでヤラれました。受の心情を細やかに描写される著者の既刊「First Love」「満天星」がお気に入りですが、この作品もお気に入りに追加です。

  • [若手俳優×サラリーマン]
    年下攻め

    過去についた小さな嘘の罪悪感を持ち続ける受け。
    寡黙で辛抱強く、年下なのに頼りがいのある攻め。
    受けの悩み具合が切なく、良かったです。
    攻めも凄くカッコイイ性格で、惚れました。
    受けの涙につられて少し泣きそうになりました。

    ☆あらすじ☆
    社会人になって半年。サラリーマンとして働く悠人は、二つ年下で映画俳優として多忙を極める亨に何年も片想いをしている。高校時代からずっと、自分の気持ちをひたかくして得た、親友という居心地のいい関係。報われなくていい。せめてそばにいられれば。そう願う反面、亨の優しさに触れるたび、過去についた“たった一つの嘘”が悠人の心を苛んでいた。しかし、告げるつもりのなかった想いを亨に知られた悠人は、ついに自ら罪を告白してしまい―。

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