ろくべえまってろよ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

著者 :
  • 文研出版
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本棚登録 : 1373
感想 : 105
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  • Amazon.co.jp ・本 (30ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784580813939

感想・レビュー・書評

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  • 何故か急に読みたくなって。
    まず絵がいい。
    必死になって、助けようとする子供たちがいい。
    どうやったら助けられるか、子供たちで相談して
    アイデアを出しているのもいい。

    むりよで終わってしまうおかあさん、
    通りがかったひまそうな人が心配そうにしているだけで、
    何もせず去っていく。

    大人と子供が対比していて、それが妙に言い当てている。

    最後に、かごに乗ってきて、ほんわかする。

  • 一年生に読み聞かせ。2月。
    なんだかんだ話しながら聞いていたのが、だんだんお話の展開が気になって集中してくるのがわかりました。いろんなひとがでてきたり、子どもたちがすることに対して、一喜一憂しながら聞いていました。終わったあとに、クラスの元気者が呟いた台詞。

    「この一年生、すげーな」

    うん。先生もそうおもいます。

  • 一年生に読み聞かせ。2月。
    なんだかんだ話しながら聞いていたのが、だんだんお話の展開が気になって集中してくるのがわかりました。いろんなひとがでてきたり、子どもたちがすることに対して、一喜一憂しながら聞いていました。終わったあとに、クラスの元気者が呟いた台詞。

    「この一年生、すげーな」

    うん。先生もそうおもいます。

  • 灰谷さんが描く生命力あふれる子供たちと、
    ほんわかした安らぎを与える長新太さんの絵が
    とてもマッチした絵本。
    ちょっととぼけた風貌の犬のろくべえがほのぼのしている。

    とても深くて大きな穴に落っこちた犬のろくべえを
    助け出そうと子供たちが知恵を絞ります。
    それにしても周囲の大人が冷たく全く頼りがいがない
    せちがらい世の中が風刺されてるような・・・f^^;

    最後まで子供たちだけで頑張って、見事ろくべえを
    穴から助けだし、救出作戦大成功!
    よかったよかった^^

  • 子どもの素直な発想がほほえましい絵本です。クッキーって食べ物かと思った私の脳内も子どもでした( ;∀;)

  • 就学前に好きだった絵本の一つです。

    かなり久しぶりに読みました。

    そのせいか「あれっ!?こんな内容だったかな…」と首を傾げてしまいました。

    邪な大人になった私からしたら、くろべえって女好きだなと思ってしまいました。(笑)

    子ども達が知恵を出し合って、くろべえを助けようとする姿が良いですね。

  • [墨田区図書館]

  • 2014/4/15 1年生朝 FUR IMA
    2017/03/08 1年生朝読書

  • おとなって役立たずな(;´∀`)

  • 2歳10ヵ月
    わたし自身、
    こどものころに読んでいた絵本ですが、
    今改めて、この言葉の選び方は本当にうまい。
    なぜろくべえがおちたのか、
    だれの犬なのか、
    そんな説明はないし、子どもにはなくてもいいもの。
    子どもたちも、
    子どもの発想で動いています。
    灰谷さんは子どもを本当によく知っているから。

    息子も熱心に聞き入ります。

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著者プロフィール

1974年に発表した『兎の眼』が大ベストセラーに。1979年、同作品で第一回路傍の石文学賞を受賞。生涯を通じて、子どもの可能性を信じた作品を生み出し続けた。代表作に『太陽の子』『天の瞳』シリーズなど。2006年没。

「2009年 『天の瞳 最終話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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