- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584133828
感想・レビュー・書評
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ヤンキース黒田投手の野球に対する姿勢は素晴らしい。メジャーのピッチャーの投げる球はなぜあんなにくせが有るのか。投げ方が変だからかと思っていたが、バット芯を外すようにわざと皆ボールを動かしているのですね。黒田投手が上宮高校時代に控え投手だったとは知りませんでした。一つずつレベルをあげて自分の枠を広げて行くいくという地道な努力をおしまない彼の野球に対して取り組む姿勢が大輪の花を咲かせる原動力となったのでしょう。彼にとってマウンドは戦場、戦場で打たれるのが怖いから練習する。自分をメジャーへどのように適応させていったかも詳細に書かれています。ここが話の中心のはず。なざならタイトル決めて断つの断つは試合前に心技体の心技調整を断って体を整えるだけする事に決めたことのように読み取れ、そのことがメジャーで上手くいった要因と本人は分析しています。彼のカープへの愛情もたっぷり伝わってくるさわやかな1冊です。
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カーショーってどんなピッチャー??気になる。
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広島愛は思いのほか強いんですね…
それとカーショーってどんなピッチャーか気になる。 -
現役メジャー日本人実績No.1投手の自伝。高い目標を設定してここまで来たのではなく、目の前の目標をクリアするのを積み上げて来た、所謂積み上げ型なのにびっくりしました。
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「選んだ道が『正解』になるように自分で努力することが大事」という言葉にはとても共感できました。
今までは、投手としての黒田が好きだったけど、この本を読んだ今では、人間としてすごく尊敬しています! -
個人的に好きなピッチャーの一人(カープファンなんです)で、現在私がおかれている状況がかなり曖昧なので、読んでて共感するところが多い。
特に「今いる場所を将来振り返った時に肯定できるよう努力する」「恐怖を覚えることが重要」とか「目の前の目標をひとつずつクリアすることで大目標に達する」など(注:この辺のくだりは表現が実際の記述とは異なるが同じ意味)、個人的に共感を覚えることが多かった。
なんて言うんだろう、今私がおかれている状況がかなり微妙なところだからなのか、かなり感動した。なんかよくわからないレビューになってしまっているが、この本を座右の書の一つにしたい。 -
元広島カープの黒田博樹さんの自伝。
高校生時はエース的な存在ではなかった、ということには驚きです。早くに両親を亡くされていて、苦労しているんだなあとも思いました。
文章からも謙虚な姿勢が見えて、しかも最後の証言の章でもそのように言われていたので、本当に、そういうおごりみたいなものがない人やったんやろうなあと。
小さな枠で自分にできることをする、という姿勢はいいなと思うし、野球に対する覚悟、そして真摯さも好感が持てます。
本当にいい人で、応援したくなる。爽快な読後感。 -
信念を貫き、決めたことが正解になるよう努力する、という黒田選手の姿勢はスポーツの世界だけでなく、プロとして働く社会人にとっても通じるものであり、読後に気持ちが引き締まった。これからの黒田選手のピッチングがより楽しみになった。
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これから読む。すでにグっときてる。