- Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591039427
作品紹介・あらすじ
あたし、きょうがっこうへいけないきがする。だって…。
感想・レビュー・書評
-
不器用な片思い。今時の小学生は違うのかな?
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一年生から三年生までの四十名ほどの学童で、昨日読んだばかり。
「みほちゃん」から見た「ますだくん」の非道ぶりに(笑)「ひどい奴だ!」という男子からの声があがり、思わずほくそ笑んだワタクシ。
大人ならすぐに分かる。
ますだくんはみほちゃんが、気になってたまらないのだ。
それは「好き」ということなんだけど、一年生のみほちゃんにはそんなこと分からない。
みほちゃんにはただただ嫌で怖くて、恐ろしい怪獣に見える。
机に線を引いて「ここから出たらぶつぞ」とか、消しゴムのカスがはみ出しただけで椅子を蹴ったりする。
これは女の子は嫌がるわ。。これ男子よ、よく見ておきなさい(心の叫び)。
でもある日、みほちゃんは気持ちを抑えられなくなった。
大切にしていた鉛筆を、ますだくんは折ってしまったのだ。
思わず消しゴムを投げつけたみほちゃん。さあ、それからが大変。。
学校ってこういうところが良いところ。
嫌なことや辛いことは自分をぐんと成長させてくれる。
「好きなことだけやっていれば良いのよ」という大人は、あなたの成長を阻害しているのだと知ってね。
少し強くなっていく予感を抱かせるみほちゃん。
少し優しさを学んだように見えるますだくん。
最後はちゃんと、人間の子どもの姿をしているますだくんの後ろ姿。
子どもたち、ここで大笑い。「人間に戻れて良かったなぁ!」って。
絵が多少漫画のようで、読み聞かせ向きかどうか悩む方もいるかも。
私は「一年生頑張れ!」の気持ちで読んでみた。
約5分。ランドセルを背負いだした年齢から。
前後に素話と紙芝居で組み合わせた30分間のお話会だった。 -
こういう世界観なのかなーって思ってたら、
ラストで納得♪ -
これも傑作絵本だよなぁ…絵がまず好きでした。このひとの絵の本わたしが小さい頃とてもたくさん出てた気がします。「不思議なおうちはどきどきなのだ」とか。みほちゃんの気持ちもわかるんですが、ますだくんの気持ちもわからなくはない。怪獣のますだくんもかわいいんですが、通常のますだくんは本当に男前でわおわおです。こどもながらに「えっこいつらつきあえばいいじゃん」とおもいました。いやなガキ!
-
これ、私完全この女の子だったから、もんもんしてたけど、怪獣くんは、ほんとは好きで、からかいたくなっちゃうだけなんだよね。大人になったからわかりましたとさ
-
学校、行きたくない……。
お腹がいたい気がする……。
ずる休みしたい……。
そんな気持ちになったことありませんか?
主人公のみほちゃんも、学校に行きたくない……ってどうしたのでしょうか?
テストがあるのでしょうか?
それともお友達とけんかしたのでしょうか?
実は……学校に、苦手な男の子がいるんです。それもとなりの席に…。
算数の授業のときも、給食の時もいじわるばっかりしてきて、しかも、みほちゃんがお友達からお誕生日にもらった大切な鉛筆を…折ってしまった。
まるで怖い「かいじゅう」みたいな男の子。
みほちゃんが、重い足取りで学校にいくとそこには……。
ラストシーンで、ますだくんが、「かいじゅう」から「男の子」になってるのは、仲直りしたからでしょうか?それとも…?
子どもの頃、クラスに一人はいたかもしれない泣き虫な女の子「みほちゃん」と素直になれないけれど、ほんとは優しい男の子「ますだくん」の物語。
ぜひ、ますだくん視点の「ますだくんの一ねんせい日記」と一緒に、ご覧ください。
ネコヤナギ -
なつかしい!ほんとは怪獣じゃないけど、ますだくんが怪獣で表現されてるっていうのはすきな世界観です。子供は絵を書くときも遠近法よりは心理的な距離感とか重視で絵を描くそうですね。それに魅力を感じるのとおなじような感覚でこの世界観が好きです。
-
幼稚園時代にこれを読んだ時、本気でますだくんを怪獣だと思い込んでた。
人間じゃないものが隣の席にいて女の子が可哀想…、と同情までしたのを覚えてる(笑)
絵が子ども向けでいい☆ -
2009/7/3
-
小学生のころ、すっごくよく読んだなぁ〜…。
いま思うとこのころから、ツンデレ好きだったのね 笑。