幸福写真

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591092675

感想・レビュー・書評

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  • アラーキーの女の裸ではない写真集。幼児のサッカー遊び、熟年のダンス教室、家族の休日、成人式、小沢征じさんのオーケストラ練習風景、結婚式、合格発表・・人間のシアワセというか充実しているときの表情って素敵だ。
    そして最後には名作「センチメンタルな旅」の被写体、陽子さんの写真がアラーキーの幸福日記として掲載されている。いろんな愛がある。アラーキーの「みんな元に戻る。いとおしいものに戻る」という最後のフレーズがいい。

  • 天才写真家アラーキーの写真集です。
    ヌードはでてきません。

    何気ない日常を切り取った白黒の断片です。
    幼児がサッカーをしているところとか
    老境の同窓会の写真とか
    若いカップルが街でデートしている風景とか。
    ごく普通の日常です。
    僕らのような素人が普段、
    デジカメで適当に撮っているものばかりです。

    アラーキーもたくさんバシャバシャと撮るのでしょうが、
    そこは一流のカメラマン。
    出来上がりがぜんぜん違います。

    生活の中にほんとの幸せがあるという
    作家の意図がきちんと伝わりました。
    こちらもあったかくなりました。ありがとう。

  • 荒木経惟さんの写真は、イロイロあって楽しい。この本は、偶然に図書館で見つけた。荒木さんの言葉もいい。メモして置こうと、思ったくらいだ。

  • 写真はもちろん、アラーキーは文章もいい。幸せな気持ちになれる、値段もお手頃な写真集。

  • 写真とはまた、ポジティブメッセージを発し続けるものなのです。

  • よかった。なんかしらん人のアルバムみとうみたいやった。

  • タイトルからしてのほほんとしたイメージだけど、実際は衝撃的な作品もあった。

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著者プロフィール

写真家。1940年5月25日、東京都台東区三ノ輪生まれ。1964年『さっちん』で第1回太陽賞を受賞。1971年『センチメンタルな旅』(私家版)を出版。「天才アラーキー」「写狂人」「写狂老人」などを名乗り『愛しのチロ』(平凡社)、『センチメンタルな旅・冬の旅』(新潮社)、『人妻エロス』(双葉社)、『往生写集』(平凡社)、『顔』(KADOKAWA)など、現在までに500冊近い著書を刊行。

「2015年 『楽園は、モノクローム。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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