([る]1-1)奇巌城 怪盗ルパン全集シリーズ(1) (ポプラ文庫クラシック)
- ポプラ社 (2009年12月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591114964
作品紹介・あらすじ
深夜の伯爵邸を襲った怪事件。秘書が刺殺され、ルーベンスの傑作絵画が盗まれた。事件の裏で暗躍するルパンを追って、奔走する高校生探偵イジドール。大怪盗VS名探偵の推理合戦は、海に浮かぶ古城でついに対決を迎える。莫大な秘宝とともに待ち受ける悲しい結末とは。
感想・レビュー・書評
-
ポプラ文庫「怪盗ルパン全集」の第1巻。伯爵邸から盗まれた名画をめぐり、大怪盗ルパンと高校生名探偵イジドールが対決する話。
この作品名だけは覚えてました。しかし話の中身は完全に白紙で、初読同様に楽しませてもらいました。今作も途中まで、ルパン本人は登場しません。署名を隠して読んだらこれは高校生探偵イジドールの推理物語ではないかと思うくらい。場面展開が速いので、どんどん先へ読み進めていけます。終盤に向けた緊迫度の高まりも素晴らしいです。加えて、解説がモンキー・パンチ先生なのもよいです(★4.0)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アニメのルパン三世「カリオストロの城」の緑の目のクラリスを見たとき、奇巌城への
オマージュを受けました。
-
怪盗ルパンシリーズ、初めて読んだ。
子供に買ってやったものだと思うのだが、誰も読まずに放置してあったのだ。
どうしてもアニメの「ルパン三世」のイメージからぬけだせず、探偵役のイジドール君はコナン君だ^ - ^と挿絵がなければ脳内ビジュアルはきっとアニメであったであろう。
…ホームズの銭形警部変換は難しかった -
少年探偵団シリーズの文庫復刻版が昨年終わったと思っていたら、今度は怪盗ルパン全集の文庫復刻版がが出てたとは!
-
小学生の時に夢中で読みました。
今読むと稚拙な部分はありますが、やはりワクワクしてしまいます。
ルパン対ガニマール、ホームズ、高校生探偵イジドールの対決が何とも言えず、スリリングです。
裏の裏をかくルパンの知力が、探偵たちを翻弄します。
ルパン物の最高傑作でしょう。 -
ポプラ社の怪盗ルパンシリーズは小学校4年の頃熱中して読んでいた。この奇巌城はそのシリーズの第1巻で、特に心に残っている作品の一つ。何といっても道具立てがいい。古い屋敷だの礼拝堂だの、古美術品だの。令嬢がさらわれるだの。高校生探偵が出てきて謎を解くだの。舞台は一転して風光明媚な海岸になり、暗号が出てくるわ、謎の地下通路が見つかるわ、シャーロックホームズが出てくるわ。奇抜な仕掛けが満載で少年の心を揺さぶって余りある。今にして思えばお話の筋はそうたいしたことないにもかかわらず、今でもノスタルジーに浸れるのであります。
-
ポプラ社の怪盗ルパンシリーズは小学校4年の頃熱中して読んでいた。この奇巌城はそのシリーズの第1巻で、特に心に残っている作品の一つ。何といっても道具立てがいい。古い屋敷だの礼拝堂だの、古美術品だの。令嬢がさらわれるだの。高校生探偵が出てきて謎を解くだの。舞台は一転して風光明媚な海岸になり、暗号が出てくるわ、謎の地下通路が見つかるわ、シャーロックホームズが出てくるわ。奇抜な仕掛けが満載で少年の心を揺さぶって余りある。今にして思えばお話の筋はそうたいしたことないにもかかわらず、今でもノスタルジーに浸れるのであります。
-
深夜の伯爵邸を襲った怪事件。秘書が刺殺され、ルーベンスの傑作絵画が盗まれた。事件の裏で暗躍するルパンを追って、奔走する高校生探偵イジドール。大怪盗VS名探偵の推理合戦は、海に浮かぶ古城でついに対決を迎える。莫大な秘宝とともに待ち受ける悲しい結末とは。
【解説/モンキー・パンチ】 -
ルパン対少年探偵対ホームズ
宝探し、謎解き、冒険、ロマンス、悲劇盛りだくさん