(P[あ]4-1)よろず占い処 陰陽屋へようこそ (ポプラ文庫ピュアフル)
- ポプラ社 (2011年1月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591122372
感想・レビュー・書評
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キツネくんが可愛い。
祥明さんのセリフをつい錦戸氏(関ジャニ∞)の声で読んでしまうオマケ?付きでしたが、サラッと読みやすかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本自体は面白かったけど解説にドン引き。
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ミステリー?
陰陽屋さんの日常。 -
よろず占い処の1~中学3年のキツネ耳・沢崎瞬太は高校入学を願って王子稲荷に母みどりと詣でたが,新しい占い店ができたと看板を見て,ビルの地階に足を踏み入れた。瞬太の祖母に介護が必要になり,父吾郎がリストラで職を失い,相談した気分だったのだ。介護は息子に任せて,看護師資格を持つみどりが働きに出た方が良いと陰陽師の阿倍祥明は云うのだった。占い代の代わりに,ろくに勉強をしない瞬太をバイトに寄越せと商談がまとまる。キツネ憑きになった父が夜な夜な母を殴るという小学生の悩みを解決し,遺言状の在処を探る女子大生の相談に正解をみつけ,16年前に行方不明になった女性を捜し出す~ けもの耳が好きな男が多い,って解説の書評家が書いているけど。王子稲荷に捨てられていた子はキツネ症を患っており,いじめると祟りがあると子供の間では噂になっている。陰陽師に弟子入りして修士論文を書いていたのを妨害したのは母だった・・・という話が底流に流れていて,その年の都立高校入試はインフルエンザで受験者が激減し,受けた者・全員合格ってことだってありえないね
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現代の陰陽師が王子にお店を出し、妖狐の中学生を雇って様々な依頼をこなすお話し
ドラマ化もされ、主なエピソードは同じだけど、前提となる設定が違うので雰囲気も結構違う感じ
個人的には日常系ミステリの亜種と感じた
実際に霊感のない陰陽師が口先で物事を解決して尚且つ人の気持ちもちゃんと汲んでいるという
さらにそれを毒舌のキャラでこなすというのも好きなキャラ設定だ
京極堂シリーズに通じるものを感じるけど、そこまで類似点はない
1章ずつはさくっと読める
ただ、化け狐が存在していて、本人はそれを家族以外には隠している思っているけど、周囲は本人が隠していると思い込んでいることも含めて知っているという設定はなかなか受け入れられないなぁ
ま、そんなものと最初からファンタジー割り切って読めばいいんだけなんだけどね -
リクエストしたら文庫版で買ってもらえました!やった!!「よろず占い処」ってサブタイでてますねー。
イラストは表紙のみで描写通りのふたり書いてあるーってかんじです。
文庫サイズなのでコンパクトですがギュッとつまってて、前回のに慣れていると行間が詰まってみえて読みづらいかも。
未収録の番外編は祥明と秀行のちっちゃい頃のお話で、呪いの藁人形のお話でした。…やっぱキツネ取材日記が1番面白いです!絶対!! -
2014.04.14.
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瞬太が可愛らしい。そして祥明の毒舌も楽しい。
真夜中のパン屋さんが好きなら好きかも。 -
思っていたのと、良い意味で違いました。
陰陽師というから妖怪とか出てきたりとかなんかもっとドロドロしてるのか〜みたいな勝手な想像をしてましたが、このお話はどちらかというと人々の日常のお悩み相談。
なんというか、読んでいてとても和む。
キツネくんのキャラもとてもいい子だしかなり可愛いです。 -
先が予測できるのでちょっとした移動時間など何度も栞を挟む状況でもストレスなく読める。