- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591125465
感想・レビュー・書評
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文体とか状況の表現の仕方とかなんか鼻につく書き方だったけど物語としては楽しめた。
ただ終わりかたもそうだけど自分の家族や兄貴をそんなに悪者にする必要あったのかな?
最終的にはあまりにも皆んな報われなさすぎたんじゃないかな?
もう少しハッピーエンドでもよかったんじゃないかと思った。
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これまで読んだ永瀬隼介とは別の一面を見た。
ラスト章の展開はすごい。 -
ある二人の昔話がメインとなった物語。かつて少年だった二人とその友人が、行方不明の少女に会いに山を登る。途中、少しずつ得られた違和感に気になりながらも読み進めていたが、終盤になってその違和感がすべて噛み合い、できれば当たっていてほしくない予想が正解となってしまった。嬉しくはない結果に終わるが、そこまで読者の想像力を引っ張っていく書き方が非常におもしろい作品だった。
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死を前にした友人と、少年の日の冒険を懐かしんでいく、昔は良かった的な話ではないことがうっすら最初から示されている。
暗さ、悲しさだけではない空気がどこから漂っているのかはラストで明かされる。
あまり明るくない話だが、真のラストのみ少し救い。 -
ふと手に取った本です。
読んでる途中、何だか不思議な感じがして
そわそわしながら読んでいました。
成程。そう言う事か。
悲しい事実があるのだけれど、何故だか私の中には
キレイな印象が残っています。 -
面白かったけど、ラストが何となくなあ。
病院での回想とラスト、一緒の作品じゃなくてひとつの単品としてありそう。
ありそうというか、片方がなく一つの作品として読んでもあぁ、となりそう。
回想のところは読むのが止まらなかった。 -
題名の「嘘」はそぐわない気がした。
前置き(冒険シーン)が長すぎたわりに、ラストへのもって行き方がもう少し何とか出来たのではと思った。
登場人物すべてに救いがなく読み終わって落ち込んでしまった。トホホ