- Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591130216
感想・レビュー・書評
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凄い。偉い。
そして、壮絶。
でも、おもしろい!というか、この状況をのりこていこうとできる気持ちの強さが素晴らしい。感動です。
まだまだ若い20代の女の子、夢や希望のあふれる時期にこのような病気を戦ってる人がいるんだ。
頭の中ではわかっているようにおもっていた。
でも、この本を読み進むうちに、実際にこのような状態に置かれている人たちに対する認識をちゃんとしていこうとおもった。
更紗ちゃんのまわりの人々、その方々も素晴らしい!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文庫化されたのを機に再読。
早かったね、文庫になるのが。
だからか誰も予約されてなかったので早く手に入った。
あいも変わらず壮絶な体験に唖然とした。
今回は恋バナの方に興味がいった。
前回は巨大なおしり洞窟にびっくりした。
はてさて、それから彼女はどうなったのか。
治ったのか。 -
知り合いに勧められて読みました。 自分が医療難民であったときを思い出して泣きつつ、私が経験したことのない著者の経験に眉間に力をいれつつ読ませていただきました。 自分はたまたま著者と同い年であることもあり、冒頭から気持ちが入りこみました。同い年でこの経験もこの文章の構成力も、本当にすごいなぁと思いました。 私も自分が医療難民であった時、やはり医者の無常や理不尽、無知に心痛めました。 何かが変わってくれたらいいなと思います。
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エブリシング、たたかい。
そう序章で書かれた難病女子のエッセイ、と言って良いのか…
第十一章の中の『「援助」の甘美な罠』からの数頁辺りで、難病ではない読者は、これまでの人生で己の甘ったれた根性を晒した場面を思い出して、恥ずかしさにのたうち回る。
闘病生活の大変さ、苦しさ、そういうものを凌駕する著者のパワフルな思考、行動を読み進むうちに、自分の内側からポコッ…ポコポコッとチカラが湧いてくる。 -
おもしろかった。
けどまわりくどかったり、エピソードがとっちらかったりしてたので、
もうちょっとすっきりできたなあと思う。
web連載をそのまままとめたものなら仕方ないか。 -
配置場所:摂枚文庫本
請求記号:916||O
資料ID:95120348 -
泣きながら、大笑いした本です。難しい言葉もたくさんありましたが、スルッと読めました。
人生は色んな、時には、考えられないようなことが、自分の身の上に降りかかることもあります。老若男女問わず、ぜひ読んで欲しい本です。 -
人間は、自分の主観の中でしか、自分の感覚の世界でしか、生きられない。他人の痛みや苦しみを想像することはできる。けれども、病の痛みや苦しみは、その人だけのものだ。どれだけ愛していても、大切でも、近くても変わってあげる事は、できない。私の痛みは、苦痛は私しか引き受けられない。