(P[は]2-2)ことづて屋 (ポプラ文庫ピュアフル)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591144572

感想・レビュー・書評

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  • 軽いタッチで息抜きには丁度良い。心温まる面白い作品でした。
    あらすじ(背表紙より)
    「お言伝てを預かっています」山門津多恵の頭には時折、死者からの伝言がひびいてくる。宛てた人物にその言葉を伝えるまで、津多恵は楽になれない。見ず知らずの人物を訪ねるために外見を装うのを、美容師の恵介が手助けしている。幼くして死んだ娘から母親へ、放蕩息子から父親へ、少年院の中から親友へ…。伝えられた言葉は残された人に何をもたらすのか。痛みをかええた心をほぐす、あたたかくやさしい物語。

  • 設定はおもしろいけど、別に・・・な感じ。
    怜さんもっと出してほしかった。

  • 死者からの言伝を聞く津多恵。スピリチュアルとかオカルトでは対話をよく聞くけど、一方的な伝言は初めて読むかも。毎回変装なのかコスプレなのか変わるのが実写だと目に見えておもしろいだろうなと思った。恵介の彼女はなぜなくなったのか。

  • 連作短編6編
    冴えない子が変身(化粧)して、死者からの伝言を届ける。どうってことない話ながら、どの話も残された人の幸せを願うもので、心が素直に満たされる。美容師の恵介も口は悪いが優しいし、何よりオーナーの怜さんが素敵です。

  • ヒロインのキャラがちょっと弱いなぁ。それともシリーズ化して固まってくるのだろうか。怜さんのキャラがもったいない気がしたのはわたしだけだろうか。

  • 死者の声が聞こえる女性が主人公。死者から生者への言葉を伝える。
    2015/11/29

  • 出てくる人々が良い人ばかりなので、安心して読み進められる。
    使者からの短い伝言を伝えていく暖かな物語。

  • 亡くなった人からの伝言が唐突に聞こえてきて、それを指定された人に「言伝る」という仕事をしている津多恵。
    極度の方向音痴で、不器用で弱気な彼女が、口は悪いが腕はいい美容師の恵介に助けられながら、さまざまな人に死者からの言葉をつたえる。
    ありがちだけどあたたかい物語だ。

  • 【収録作品】チョコブラウン/やさしい嘘/カサブランカ/負け犬の意地/厚すぎる友情/幸せになりたい

  • 愛猫を思い出した

著者プロフィール

熊本県に生まれ、東京に育つ。『フュージョン』でJBBY賞、『トーキョー・クロスロード』で坪田譲治文学賞を受賞。主な作品に『トーキョー・クロスロード』(第25回坪田穣治文学賞受賞)、『この川のむこうに君がいる』『with you』(ともに青少年読書感想文全国コンクール課題図書選出)、『石を抱くエイリアン』『南河国物語』『Mガールズ』ほか、「レガッタ! 」シリーズ、「ことづて屋」シリーズなどがある。

「2023年 『金曜日のあたしたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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