- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591146927
感想・レビュー・書評
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「ぼくはコーヒーが飲めない」、「私はコーヒーで世界を変えることにした」と内容重複があり、
途中少し退屈に。。。
コンビニコーヒーについて、もう少し意識して注目して見てみたくなった。
どうやってそのコスト実現させてるのか、
どんな豆使ってるのかとか。
どこの何が美味しいか。とか研究するのも楽しそう。
読んでると、ものすごくミカフェートに行って、そこのコーヒーを飲みたくなる。
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コーヒーについてもう少し知りたいと思い、ずいぶん前に読んだ漫画「僕はコーヒーが飲めない」を思い出しました。途中までしか読んでなかったので最後まで読もうかと思ったのですが、監修者が本を出していることを知りこちら読んだ方が内容が濃いのではないかと手に取りました。
コーヒーを取り巻く現状を理解するには良い本だと思いますし、うまいコーヒーはどれほどうまいんだと期待させてくれます。 -
著者の思い入れや経歴は要らない。どんなコーヒーが何故美味しいのか。客観的な根拠、分析が欲しかった。興味あるテーマなのに、解答不十分につき残念。
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2015年10月刊。◆【引用メモ】石脇:コンビニのコーヒーをきっかけにして、もっとコーヒーについて知りたいと思うようになればいい。たとえば、ホテルのコーヒーがまずいと思ったとき、「まずい」と言える人が出てくることも大切です。(p190)◆川島:「料理はおいしいのに、なぜコーヒーはまずいのですか」と、お客さんが言わないと気がつかないかもしれません。たとえば、1杯10円余分に原価を掛ければ格段においしくなることを知れば、シェフたちは出しますよ。いい材料にお金を支払うのは厭わない人たちなんですから。(p193)
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川島氏の理想とするコーヒーのサプライチェーンの話。
彼の言う事によれば、コーヒーはもっと美味しくなる。
今のコーヒー文化を作ったのは、商売に偏り過ぎた供給者側の問題。
しかし、商売として考えれば利益は重要な訳で。
彼の言うとおりにすれば、膨大な原価を投入しなければならない。
逆にもっと原価投入すれば、無限大に珈琲は美味しくなる。
という事か。
3000円のテーブルワインでも、何十万もする高級ワインでも、
TVショーの格付け番組とかを見るにつけ、
「良し悪し」「美味しい美味しくない」は分かれるわけで。
なかなか難しい所である。
しかし、彼のコーヒーに対する情熱は、絶大なものがあるし、
コンビニコーヒーが活況を呈する今。
今後、コーヒーの歴史が変わっていくことは間違いない。
3- -
久米書店
2015年10月21日、2刷、並、帯無
2016年4月30日、伊勢BF -
『コンビにコーヒーは、なぜ高級ホテルのコーヒーより美味しいのか?』という疑問は前半のページすらかからず議論が終わる。
あとは、川島さんのコーヒーへのパッションと、今まで実現したことが書かれていた。著者の他の本を読んでいる場合は内容がかなり被るので少し間を空けて読むくらいがいいかなと思う。笑
この本では、農業的な側面から見るコーヒー(品種の話は初めてきいた話題も多かった)、コーヒーの輸送の部分での科学を活かした工夫、コンビニコーヒーが作る新たな波と人々のコーヒーの価値観や市場全体に与える影響、そんなところが面白かった。 -
いくつかのコーヒー展示会を見て回る中で、スペシャリティコーヒーの扱い(味やキャラクターのあり方など)が、ワインや日本酒のそれを似ているとは感じていた。同様の言及が著者からあったのは嬉しい事。
本書でフォーカスされているのは主に現代日本のコーヒー文化について。次は少し歴史的な部分について読んでみたい。