- Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591147399
感想・レビュー・書評
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書店の苦労、そこで働く人の努力は、大変なものがあると思う。ネット時代にどのようにして人に本を薦めるか、ある意味、布教活動みないなものだと思う。自分も本屋は嫌いではなく、いろいろな本との出会いは好きだ。でも、地元の本屋さんに、最近、全然行っていないことも思い出したり、反省。書店に関する本を買ってから思うのだが、せめて、この本は書店で買うべきだったかと、いつもネットで買ってから後悔する。おすすめ。
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自分自身もよく本を買いに行く、地元さわや書店の店長である著者の本。カリスマ書店員と呼ばれた伊藤さんの志を継ぎ、激変する地域の書店事情の中でいかに「まちの本屋」として店を成立させるかを語っている。自分自身も本読みであるが、本に関わる職業の端くれにいる身としては、田口さんの姿勢や考え方から己を振り返ると、いったい長年何をやってきたのだと反省させられる。でも、まだまだ本には人を引き付ける可能性があるし、書店がどのように本を売ることが大切なのかということを知れたことがいい。もちろん、さわや以外の書店にもそれぞれの良さがあるのだから、それを理解して本屋さんと付き合い、本を読み、本と関わる仕事を続けたい。
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書店のこれからも考えるし、それ以外の仕事でも当てはまることがたくさんある。地方にいる人は特に身に染みると思う。周りの個人でやっている本屋さんをちゃんと見たくなる。