- Amazon.co.jp ・マンガ (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592132363
感想・レビュー・書評
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<THE TOP SECRET>
装丁/末沢瑛一詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マスコット人形「チャッピー」による殺戮。
とても綺麗な顔している人がいっぱい登場してくる。
その割には、幼い子が犠牲になり心苦しい・・・ -
かわいい着ぐるみが猟奇殺人
【内容】
とあるテーマパークのマスコットキャラ(着ぐるみ)による殺人。
第九が捜査に乗り出すが、被害者の脳を調べさせようかという意図の感じられ。
どうやら5年前になにかあったようだが・・・
【感想】
話としてはよくある筋。
オリジナリティはやはり脳の見せる映像というところ。
(2013年12月25日読了) -
結果的に、ではあるけれど、救いのない話。救われた部分もある。でもやったことが、本人のみならず周囲の人にまで帰ってきている後日談が悲しくもリアル。それがさらっとドキュメンタリーのような文章で書かれているのがよけい乾いた印象を与えるなぁと思いました。
この巻を読んで思ったのですが、私はどうやら幽霊譚の方がこういう事件のものより怖いようです。秘密2005は悲しいなとしか思ってなかったのに、不思議な秘密は怖かった。 -
「秘密2005」を収録。
ミステリーとして事件の起こった背景や、動機、被害者と加害者それぞれの心情、置かれた状況など、丁寧に描かれています。
途中まで動機は見当も付きませんでした。これも清水さんの絵柄だからこその話立てだと思います。
このエピソードは悲しすぎます。事件が終わり、後日談が最終頁で明らかにされますが、酷すぎ。私達のいま生きている世間は多分この通りなんだと思いますが、だからこそ怒りしかありませんでした。
それで★-1。 -
なかなか終わらないようだし、
もう買うのやめようかな…と思っていたのだけど、
『悼む人』を読む気がしなくて買ってみた。
残忍な事件に関してのみ、人の脳みそから記憶を取り出して、
事件を解決していく捜査班「第九」を舞台にした刑事サスペンス。
古い洋館でひとり、またひとりと殺されて行く様が
ちぢみあがるほど怖くて、ぶるぶる震えてしまった。
『13日の金曜日』、みたいな……。
自分の将来と他人の命、どちらが大事か天秤にかけて…。
どっちが大事なんて、、その状況にならないと、胸はって言えないね。
そして、最後は絶対、加害者の気持ちに泣かされるんだよね。
今回は男の尊厳と、兄妹愛、子どもの親への無垢な愛にぽろぽろ。
でも、グロいし怖すぎて人におすすめしづらいので星3つで。。 -
ある意味いじめを見逃して荷担する行為の発展系かもなぁ。こういうのを読むと殺される側よりも、殺す側に感情移入してしまいそうで、自分の精神的にも恐怖が…
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うわー引きずられそう。今回の話は長いですが、良く読むとちょっと無理もある。
でもいつも通りなかなか引き込む力のあるお話でした。 -
「チャッピー」の回。
この話もいたたまれないなあ。自分があの人間の一員でも、同じことをしていたかもしれない。
人間の弱さをこれでもかと突きつけられて、読んでて苦しい。後日談がどうしようもなく救われないのも…。
いろんな意味で、リアルだな。 -
清水玲子さんは絵がとても綺麗で話しが独創的。ただ、昔よりサスペンス的なお話になった様に感じる。とても引き込まれてグングン読み進められるがもっとヒューマンドラマのようなエピソードも欲しかった。ずっと手元に置いて何度も読み直したい程ではないがまぁまぁ面白かった。(1/16,2008再読)