- Amazon.co.jp ・マンガ (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592143031
感想・レビュー・書評
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春日局の生き様が好い。こういう、自分で 考えて 定めて 貫き通す 力が有る人は好い。
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最後のページ「家光誕生」にトリハダがたった!
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なんちゅう悲恋じゃあ。
どちらかが不治の病だとか身分違いの恋だとか目じゃない。
しかしその恋のみを描いてない事がこの面白さなんだろうな。 -
家光がねぇ・・・・
こんな現実もある意味面白い世の中になっていたかも???? -
男女逆転大奥。・・・スゴイ。
いろんな要素を兼ね備えたマンガで、かなり楽しめます。
続き(図書館で借りている。人気コミックなので、予約待ちなのダ)が早く観たい~! -
よしながふみの描く男女逆転大奥第三巻!
私は、ここから本格的にハマりました。
千恵さん(女・家光)が好きです。美しくて、強くて、聡明で、私の好きな主人公の要素をすべて備えている。けれども、彼女は何度も苦界に落ち、女としての自分を踏み躙られていく。それが読んでいて辛いけれども、千恵さんの凛とした姿に見入ってしまう。
私は女なのでどうしても千恵さんの苦難にばかり目がいってしまうけれども、彼女の悲恋の相手・有功もまた男性として大変辛い思いをすることになる。
もう二人の関係が辛くて悲しくて、でも目が離せない。
また、現時点(五巻まで読了)から読み返すと、千恵さんと徳子(女・綱吉)の性格や生き方の対比が面白いです。 -
やや泥なのにぜんぜん昼メロ的でなくN島的でもなくひたすら読める。
指数関数的に引き込まれるのは歴女だからですか? -
四巻以降買っていないです。
…そのうちまとめて買います。 -
よしながふみの描く、男女逆転大奥。
家光の時代に大奥の組織は完成されたのだけど、その成り立ちを描く3巻。
2巻の終わりで、淋しい小鳥が抱き合う、ように愛し合うようになった家光と有功なのだが、すんなりハッピーエンドには終らないのだ。つか、それでハッピーエンドになったら、この後の延々と続く呪縛が成立しないだろう。うん、1巻は、吉宗の時代なんだが、この家光の時代の歪みが影響していると、それがきっちりわかるように描ける、よしながふみの素晴らしさ。
常々、よしながふみは、1コマで全てを語る作家だと思っていたが、その1コマですら俯瞰し、全ての構成の中で描いていると、……おそれいりましたm(__)m
とにかく、切ない3巻。
皆、それぞれに、自分以外の何かを守ろうとしている。でも、その守ることが社会を歪ませていく。
…全ての元凶は、男子にだけかかる不治の病なんだが、こうやって「病」を元凶にしたのも、すごいなぁと思うわけだ。
つまり「これは自然現象なのだから仕方ない」と無理矢理受け入れさせる、この土壌がなければ、この男女逆転大奥は成り立たない。
上手い。
まるで「デューン砂の惑星」における<スパイス>のようだ。
まだ家光の物語は終っていない(多分ww)
せめて、せめて、二人を死が分かつ瞬間、それだけでも二人を幸せにしてあげてください。お願いです、よしなが様m(__)m -
家光と有巧の悲恋
2010/06/14読了/西高図書館