しゃにむにGO 1 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 744
感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592175315

感想・レビュー・書評

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  • 気付けば100冊目…!
    100冊目は珍しくマンガにしてみましょう。

    『赤ちゃんと僕』など、広い年代層から
    支持される、羅川さんのテニス漫画の作品。
    先日ついに31巻・32巻が発売して完結しました!

    中学時代たまたま出会ったヒロイン(←テニス練習中)
    に惚れて高校からテニスを始める、運動能力は高いけど
    超初心者のお子様・伊出と、
    その昔ジュニアで名を馳せたものの、もろもろの事情で
    途中から姿を消し、高校の部活動としてテニスを再開する、
    実はフランスの天才テニスプレーヤーの血をひく
    冷めた少年・滝田の2人を中心に、
    高校の弱小テニス部が強豪チームへと姿を変えてゆく様を
    描いています。

    某王子様系テニス漫画とは異なり、かなり
    テニスをまともに描いています。
    初心者が強くなってゆく様などから、
    一説には「少女マンガがスラムダンクに挑戦した」
    とも評されているらしいです。
    少年漫画のスポーツものの場合、
    時間の流れが非常に長ったらしく
    (1試合に2〜3冊平気でかかってるような気が…)、
    試合や練習が中心に描かれる一方で、
    少女漫画という性質と羅川さんの手腕からか、
    テニスも、高校生活も、登場人物の心情描写も、
    バランスよく描かれています。
    ちゃんと高校3年間分のインターハイの話
    描き切れていたし。

    伊出の心理的成長だったり、滝田と伊出が
    教え教えられる立場から本物のライバルとして
    勝負する関係になるまで、など、
    スラムダンクで読みたかったけど描かれなかった
    ものが、色々多いような気がします。
    一番最後の、その後の部分で伊出が試合会場に
    足を踏み入れるシーンなんて、かなり
    そのあたり顕著だよなぁ〜と。

    羅川さんの次回作も楽しみです。

  • 全32巻

  • すごくスポ根!!な話が好きです。
    脇役の話がけっこうツボ。内君の卒業試合とか、
    みやもっちゃんが頑張る話とか。
    留宇伊のパパママの話も好き。
    でもマリーみたいなタイプには
    率直に気持ちを伝えてくれるミレーユの父の方が
    上手くいくというのもわかる。
    あ、あと池田コーチと彼女も可愛いね。

    色んな人の気持ちを考えながら
    スポーツと絡めて描かれた良作だと思います。

    主人公カップルは上手くいきそうでよかった。
    駿のお家はおどろおどろしすぎてて怖い。
    妹には幸せになって欲しいもんです。

    最後、駿に延久が勝ったので、優勝は留宇伊なのかなー?
    と思いながら読んでますが、
    主人公がやっぱりギリギリのところで勝っちゃう気もする。

    留宇伊の幼少期のカワイさは犯罪級です。

  • ぐぅおおおおおお!いい、やっぱりいい!!
    さすが大ヒット作品を生み出しただけ合って、新しい分野でも素敵な作品を書いてくれてます!
    いつのまにかコミックもすごい数出てますが…ファンだもん、あつめてやるもん、じんわりとやさしい青春と人間ドラマで魅せてくれます!

  • 学園物というよりスポ根かな?ラブコメというのもちょっと違うような気がするし。
    結構好きで時々まとめて読み返します。以下続刊

  • 青春ってこんな感じ?
    こんなに引き込まれるとは思わなかった一冊。
    やっぱり羅川さんはすごい!

  • 本格派★テニス漫画★
    試合の緊張感や心理、暑さが丁寧に表現されています★★
    自分も少しテニスをしていたので(趣味程度)かなり共感できる漫画です★

  • 大好きだー!

  • 全32巻

  • この作品でやっとテニスのルールを軽く理解(苦笑)
    延久の馬鹿だけど、一生懸命でひたむきなところにアツくさせられます。
    努力すること、諦めないこと、楽しむこと。
    スポーツをやる上でとても大切なことを教えてくれます。
    今の子達に足りない気持ちなんじゃないかなぁ?

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著者プロフィール

羅川真里茂 青森県出身 代表作に『赤ちゃんと僕』、『しゃにむにGO』など。現在は月刊少年マガジンで『ましろのおと』を連載中。

「2022年 『ましろのおと(31)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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