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- / ISBN・EAN: 9784592720409
感想・レビュー・書評
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2012/05/16
【超好き】新刊読む前に再読。 人の魂を喰らい願いを叶える謎の座頭:千と剣豪浪人:草薙の二人が旅をしながら幾多の祈りを聞く。 千と草薙の心温まる親交と時代劇ならではの残酷さの対比に引き込まれる。 読者を選ぶのでBLなのがもったいないと思いつつも、やっぱりBLであって欲しいと思うジレンマにかられる物語。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これは良い…!!
ものすごく読み応えありました
絵もキャラもストーリーも文句なしです -
時代劇マンガとして純粋に面白い。その上BL要素もあるのだから文句のあるはずもない。オノ・ナツメさんの時代モノも好きだけど、ガチムチ侍のセクスィー描写はこちらに軍配w。
早く続編が読みたい! -
劇画調でこの画力でしかも時代もの。しかも人外!
こんなBLが読めるとはいい時代になったもんだ。
その上2巻に続くだなんて、嬉しいぢゃないか! -
BL…なのか…? 深い人間たちのお話。人間の本質のようなものが描かれている気がした。
天狗の話が一番好き -
初版:2010/09/25
第2刷:2010/12/05 -
よっ、岡田屋!
ええ、勿論『ひらひら』から波及(笑)
ジャンル分けでいえばBLらしいんだけど、男同士のセックスはあるこたあるがそれは何と言うかスパイスの一つであって、“千”という一人の不思議な男が喰らう不条理を破壊する話・・・かなぁ。
個人的に天狗の話がいっち好きです。千のドヤ顔が最高。 -
司馬遼太郎氏ばりの骨太な時代劇が、BLで読める幸せに感謝。
BLにして本格的な時代物なんです。いいとこ取りの、やわで適当な時代物風劇画とは一線を画しています。
この世に愛と憎しみの未練を残したまま死に逝こうとする者の魂を喰らい、幾歳月をさすらう妖しい座頭の千載。そして、そのさすらいの旅を共にする大剣豪にして浪人の草薙主税。
オムニバス一話完結形式で、二人が様々な人々の無念を晴らしていきます。
道理に合わない理由で引き裂かれ、追われる恋人や人外の哀しみ、痛みが物語全体を重く覆っているのですが、これを一掃する千載と草薙の活躍がスカッとした気分にさせられ読後感は爽快。
一話ごとのラストシーンで、二人の後姿がどんどん近づいていくのも心の距離のようでうれしくなるひとコマです。
かなりの表現力を求められるテーマを、これほど的確に描ける岡田屋センセに惚れ惚れしますが、いつものがっつり系エロは拝めませんでした。やはり、短編なのと、別の明確な主題があるせいでしょうね。
草薙と千載の絡みは、先生らしくブレのないエロだったので、これから明かされるであろう千載や草薙の過去とともに、次回楽しみなところです。 -
こういうの待ってた!!!絵がとても綺麗で話も魅かれる。
恋愛ベースではないいけど主人公、千載と浪人、草薙のなんとも言い難い関係が暖かくて素敵。
続きが待ち遠しい。