- Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594049669
作品紹介・あらすじ
母親とは?家族とは?普遍的なテーマを熱くリアルに語る著者初の長編小説。
感想・レビュー・書評
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リリーさんは、ホントにほんとに本当に、オカンが大好きだったんですね。
オカンもすごく素敵でした。
悔しさが滲むなか、伝え切れなかったオカンへの感謝が真っすぐ描かれています。
九州の話し言葉もすごく優しかった。
自分にもいずれやってくる「悲しみの始まりと恐怖の終わり」
あまり考えずに時が過ぎているけど、ね、いいかげん向き合わないといけんね。
母ちゃん、父ちゃん、いつもありがとう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
15年前に映画で観たので知った気になってたんだけど…改めて小説を読んでみた。
脳内は最初から最後までオダギリジョーと樹木希林
そして内田也哉子で完全再生である。
樹木希林が好きすぎて、作品を観ると必ず号泣するわたしは脳内再生でヤバかった(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
もう小説が良いんだか、樹木希林が良いのか分からない笑
ラストにあった葉祥明さんの「母親というものは」
という詩…わかるわ〜。゚(゚´Д`゚)゚。
もう樹木希林で☆4です。-
メロリンおはよう♪( ´▽`)
うん♪そっちだな笑
今年のクリスマスに息子が結婚式なんよ♪
親子物に評価甘くなりますƪ(˘⌣˘)ʃ
メロリンおはよう♪( ´▽`)
うん♪そっちだな笑
今年のクリスマスに息子が結婚式なんよ♪
親子物に評価甘くなりますƪ(˘⌣˘)ʃ
2022/09/15 -
2022/09/15
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2022/09/15
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期待した以上に良かった。むかし映画か何かで見ていたと思うのだが、全く覚えていなかった。
若い時ではなく、今ぐらいの年齢になって読んだことで共感したところが多かったのかもしれない。
今は距離が離れてしまった両親、兄弟を大切にしなければならないと、改めて考えさせられた。 -
2006年本屋大賞受賞作品。20年前の作品とは思えない程、瑞々しく、母親の無償の愛に涙腺が緩む。オカンが息子に遺した手紙を読むや否や、遂に涙腺が崩壊した。
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泣けた。
2006年本屋大賞受賞作品。
映画は見ていない。
40歳手前の男がオカンを69歳で失くすまでの話。
世代は自分が10こ下、実年齢では既に執筆時の著者を超えているので、ほぼ同世代の話で、親孝行しないといかんなあ、とつくづく思いながら読んだ。
折り合えない嫁姑関係についての、この表現にうなる。
『ばあちゃんとオカンの確執については何も知らなかったし、知ったとしてもばあちゃんを責める気もない。悪意は誰の中にもなかっただろうし、ただ、大切なものが違っていただけなのだと思う。』
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読みづらかった
2章の頭くらいでもうやめたかった
けどがんばって読んだ
がんばってる時点でダメダメなんだけども最後に俺も親孝行せなって思わせてくれたので+1個の★3
なんでこんなに読みづらいと感じたかはよくわからん
相性ということにしておこう -
いまや多才な面を見せるリリーフランキーの本、北九州や宮若や別府が成長舞台で東京で仕事。オカンとの親子関係やオトンとの不思議な関わりを軸に展開する自叙伝風の小説。親子って本当にいつまでもオカンで 時にはオトン が鉄則だわ!馴染みの地域と方言がしっくりくる。一気に読みました。
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リリーさんのことは「おでんクンのひと」程度の認識しかなかったのだけど、ちょーいい!!!
ハナシの大筋はベタなんだけど、
・方言を交えた会話てんこもり
・かと思えば、氏の内観的社会観?道徳観?が、文体を変えて、要所~で登場
この2点が優れている所以だと思いました。
ラスト1/5くらい、号泣。
しっかし、ときどきなオトンがいい味だなぁ。 -
母の知らなかった一面をあとになってから思うもの。
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最高に感動した。オカンものはアカン。泣いてしまう。電車の中で読んでいたものだからボロボロに泣いてしまって周りの人に怪しまれた。オカンが抗がん剤と戦っているシーンで泣いてしまった。地震より雷より何よりもこわいことが訪れた。というところ、無欲な、無条件で愛してくれるこの世のたった一人の存在を失うことの怖さに震えた。親孝行しようと思った。