- Amazon.co.jp ・マンガ (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594056445
感想・レビュー・書評
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この前作って友人に送った動画が、谷口ジローの“歩くひと”みたいと言われたので、さっそくBOOKOFFで見ると在庫なし。そういえば谷口ジローさんの本があったと積読の中からひっぱり出してきたのが、この名シリーズの“孤独のグルメ”、今やテレビでの松重豊さんのイメージが定着、漫画はもう少しふっくらとしていて、またちょいと男前なんですね。
でも、単なる有名店巡りではなく、庶民的で昼ごはんなので身近に感じられてよろしおますな。
でも、漫画って、カット割りの勉強にはもってこいです。
今、“歩くひと”と“散歩もの”は中古本、入荷待ちでおます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
"ぼっちめし"は寂しく響くが、"孤独のグルメ"の自由を意味する。
韓国の友達によると、韓国で孤独のグルメのドラマ版が人気らしい。韓国社会では、家族や友人と一緒に食事をとることが大事にされ、一人での食事は寂しいものだとされることが多いだけに、興味深い。 -
ドラマ(シーズン4)から入ったので、想像とちょっと違った感じはある。が、悪くない。悪くないんだけど、ドラマ版の松重豊さんの五郎さんのキャラの方が好みかな。
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文庫版を持っているのに、ブックオフで見つけて、新装版も買ってしまった。
やっぱり大きいとイイ。
文庫にはない特別編や久住氏、谷口氏らの対談も収録されている。
(その代わり、文庫にある久住氏の文章はカットされている。)
SPA!で不定期連載されているようなので、いつかそういうものもまとめてくれないかな。
[more]
(目次)
東京都台東区山谷のぶた肉いためライス
東京都武蔵野市吉祥寺の廻転寿司
東京都台東区浅草の豆かん
東京都北区赤羽の鰻丼
群馬県高崎市の焼きまんじゅう
東京発新幹線ひかり55号のシュウマイ
大阪府大阪市北区中津のたこ焼き
京浜工業地帯を経て川崎セメント通りの焼き肉
神奈川県藤沢市江ノ島の江ノ島丼
東京都杉並区西荻窪のおまかせ定食〔ほか〕 -
先日一人でふらりと、カニ料理屋に入った。
そこで5400円の蟹しゃぶコースを頼んだ。
私にとってはかなりの出費だ。
蟹しゃぶはとても美味しかった。
こんなにも美味しい蟹
こんなにも贅沢した夕食
なのに
この美味しさを共有する相手がいない…
今までも、私は一人で様々な店で飲み食いしてきました。
そして、それをSNSに投稿してました。
「私、一人でご飯食べに行っても全然寂しくないし」
「ご飯、めっちゃ美味しいし!一人でも全然楽しいし」
というポーズを取っていたんです。
しかし、孤独のグルメの五郎はそんなことしない。
ただ一人で静かに飯を食う。
蟹しゃぶを食べてて気付いたんです。
美味しいけど共有する人がいない、この一寸の寂しさ、虚しさ。
五郎は、それを飯と一緒に味わっているのではないか。
そこにあるのは、一種の美学。
モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず
自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ
独りで静かで豊かで・・・
私も五郎を見習い、SNS投稿なんか止めて、独りで静かで豊かな飯の時間を楽しみたいです。
あ、でも最終的には寂しさなんて忘れて、無心で蟹しゃぶってました。
五郎も物思いに耽るときもあるけど、無心でむしゃむしゃ食べてるときもあるよね。
そういうのもあるんだな。
どっちも良い飯だ。 -
160311読了
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ドラマから入ったもので、原作がだいぶ違うのに驚く。ドラマのおしゃれじゃないけど出すものがうまい食堂系紹介もので、ランチで二人ぶん食べるというものではないのだ。こちらだとコンビニでいろいろ買って並べて食べたり、従業員を叱ってばかりいる店主とケンカになったり店の名前は出させないけど不味いって話にもなる。ハードボイルドグルメという新しい境地だ。久住昌之って絵がうまいんだなと思ったら、これは谷口ジローの技でした。「こういうの好きだなシンプルで、ソースの味って男のコだよな」「ああなんてことだ食べ始めているのにさらに腹がへっていくかのようだ」なんて独白はドラマと共通ですね。
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初めて読んだが面白い。知らないお店に一人で入る楽しみ、食べることの喜びが少ないページ数に詰まっている。多くは語らない淡々とした話しもよい。
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コマ割りの多さにビックリ。1ページに14コマ。
じっくり読ませる寸法なのかな?
粛々と男性がご飯を食べるだけの話。文句やわざとらしい台詞が惹き付けられる。あと、ご飯も美味しそう。 -
四期目が放送されるほどの人気シリーズとなっているドラマの原作となっているコミック。
輸入雑貨の貿易商を個人で営む井之頭五郎がメシを食って食って食いまくる。
一話完結タイプの漫画であり、話はほとんど食事シーンのみというシンプルな構成。
それだけに深いことを考える必要もなく、ただ旨そうにメシを食べるゴローさんの雄姿を見るのを楽しむことができます。
ドラマで松重豊さんが演じるゴローさんも良いのですが、一風変わった雰囲気のゴローさんも良いです。
話の端々に出てくる独特のフレーズがホントにいい味出してます。
惜しむらくは、本コミックに掲載されてない話があるということ。
誰かその話を読める方法教えてください(笑)