ラスト・フレンズ

  • 扶桑社
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本棚登録 : 154
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594056889

感想・レビュー・書評

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  • DVや性同一障害、SEX依存症や恐怖症。みんな問題のある人たちが集まってルームシェアしている。DVは本当に切ない。

  • それぞれが悩みや障害を持った男女4人がシェアハウスを行いながら、人との関わりの大切さを知ったり人間として成長していく姿を描いた作品。ドラマでも放送され話題となった作品。

  • みんなのレビューを見たら、同じ大学の人たちがたくさんレビューを書いてて笑った。
    ドラマを見てから原作を読んだので、物語の背景がよく見え面白かった。
    ドラマのキャスティングも正解だと感じた。

  • こんな身近に色んな問題が重なることってあるんだなと思いました。宗佑のやったことは決していいことではないけど、最後死んでしまったのはすごく切なかったです。人の気持ちや動きがよく描かれていて、深い心の闇が克明に描かれていました。

  •  居場所が得られず、彼氏のDVに悩む、藍田美智留。
    モトクロスの選手で、性同一性障害の、岸本瑠可。
    セックス恐怖症の水島タケル。
    セックス依存症の滝川エリ。
    この4人で、シェアハウスに住んでいる。
    途中から、小倉友彦もシェアハウスの仲間に加わる。
    この5人が、人との関わりの中で、関わりの大切さを知り、前向きに生きようとする。
     色々な難しい問題に、しっかりと向き合っている、良い作品だと思った。
    美智留の彼氏が、愛ゆえに死んでしまうシーンが、とても切なく、悲しくなった。
    愛がある場合、DVというのは、する側も、される側も、辛いことなのではないかと思った。そのため、DVが無くなれば良いと思った。

  • この話はありえないくらいの彼氏から束縛を受けているミチル。
    性同一性障害に悩むルカ。そのほか4人でルームシェアしている。
    私も束縛をうけたことがある。すごく気持ちがわかった。

  • ドラマのほうも見ていました。
    とても感動しました。

  • 二人はどこにでもいそうなカップルで幸せの日々を送っていました。
    ですが、男はあり得ないくらいの束縛で、暴力をするようになった。
    やっと別れを告げたのに彼女は悲しむ彼を見てよりを戻してしまった。
    とても切なくなる一冊です。

  • この本は個人個人で問題を抱えている人が
    何かのきっかけで同じ家に住むことになるのが主な話。
    性同一性障害、同性愛、DVなどさまざまな問題があるが
    そのような問題を抱えているのに、さらに問題が次々に起こる。
    それに対してはとてもハラハラするが、最後のほうは
    気づいたら涙が出ていた。
    この本は現代の若者がターゲットとなっているようだが
    ぜひ読んでほしいと思った。
    これは本の中の話ではなく、実際に現代の問題として
    挙げられていることなのだから、目をそらさずに
    見てほしいと思う。

  • いろんな人の気持ち、状況が複雑で重い話だと思いました。
    でも楽しいと思いました。

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