通い猫アルフィーの奇跡 (ハーパーBOOKS:【通い猫アルフィー】シリーズ第1弾)

著者 : レイチェル・ウェルズ 中西和美

• ハーパーコリンズ・ ジャパン (2015年9月19日発売)

感想・レビュー・書評

[mashleeさんの感想 · 2021年9月6日]

常に猫目線のハートフルな物語。

[徳島文理大学 徳島キャンパス附属図書館さんの感想 · 2021年7月9日]

【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/704830

ねこ、がんばる！
主人を亡くして通い猫になることを決意したアルフィー。
何人か候補を見つけるが、皆訳アリの様子で…。

[ぐるぐるさんの感想 · 2021年3月25日]

日常すぎる感じで面白いけどどうよ？とも思ったが、最後数章が良かった。
これ1冊のつもりだったのだろうと思われる纏め方になっているが、この後続いている。どう続いているのかは気になるけれど、そう積極的に読みたい！とはなっていない。

[noopy23さんの感想 · 2021年3月18日]

アルフィー！なんて賢くて勇敢な猫！
みんなの幸せをその小さな心でいっぱいいっぱい考えて一所懸命生きる健気さにやられました！ほんとうにいじらしくて愛おしい。
イギリスのロンドンを舞台にした猫のアルフィーのお話。優しい老婦人の飼い主のもとで何不自由なく暮らしていたアルフィー。その生活は飼い主の死で一変します。過酷な野良生活を経て、アルフィーは通い猫になることを決意。ひとりの飼い主に依存するのは危険だと思いっ知ったアルフィーは4軒の家に通うようになります。
それぞれの家に暮らす人々は色々と問題を抱えていて。アルフィーは寄り添い、小さな体で愛を伝え、時には思いがけない行動に出て、小さな奇跡を巻き起こし人々を幸せにしていきます。
小説がアルフィーが語る形で進むのがまた良い！もーうアルフィー、あなたはなんて猫なのー！！と抱きしめたくなりました！エンディングが素敵。

[康子さんの感想 · 2021年3月11日]

めちゃめちゃハッピーな気持ちになれる。泣いた

[facecollaboさんの感想 · 2021年2月28日]

通い猫アルフィーの奇跡
著作者：レイチェル・ウェルズ
発行者：ハーパー コリンズ ジャパン
タイムライン
http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
猫嫌いにも読んで欲しい一匹の猫が起こす奇跡の物語。

[dubaitanukoさんの感想 · 2021年2月10日]

途中でやめた。
面白いが、『カモメに飛ぶことを教えた猫』が良かったので比較してしまった。
そのうち時間があれば続きを読んでもいいかなぁ。

[hacoさんの感想 · 2020年11月9日]

好きだ。こういう話が大好き。なんてステキな話。
友だちがお見舞いで、くれたもの。
読み始めたら、一気に読んでしまった。

通い猫のアルフィーが友だち猫のタイガーに言った言葉が沁みた。

『猫だろうと人間だろうと、ぼくみたいな思いはしてほしくないんだ。思いやりがどれほど大事か思い知らされた。なにもないときの思いやりのありがたみは身に染みてる。運よくぼくは旅の途中や四軒の家で何度も親切にしてもらったけど、苦難を乗り越えるためにいちばん肝心なのは思いやりなんだ。だれにとっても』

『思いやり』の本当の意味を改めてわからせてくれた。

読み終わった後、心がじんわり温かくなった。
猫が飼いたくなった。

そしてジョナサン、いい男だな。

[Rさんの感想 · 2020年11月9日]

アルフィー賢すぎる〜！
ジョナサンに生き物の死骸あげて、プレゼントだと思ってるところがかわいかった、、笑
こんなふうに動物に助けられてる人っているんだろうなぁ
クレアとジョナサンが出会えてよかたねって思った！

[r_mkmさんの感想 · 2020年10月31日]

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
大好きな飼い主を亡くした雄猫のアルフィー。シェルターに入れられるのを避けるため、あてもなくさまよい続けた末、とある住宅街にたどり着いた。直感でその通りを気に入り、“通い猫” として生きようと決める。
温かい膝と食べ物と安らぎを求めていたアルフィーだが、この通りの住民たちが "訳あり” の人ばかりだとわかると、彼らをなんとかしてあげたい、と思うようになる。果たして、アルフィーは “訳あり” な住民たちを幸せにすることができるのか…？
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

著者が、私のカナダ人友達が現在住んでいるイギリスのDevon州在住、ということから興味を持って読み始めたのですが、思いの外、良かったです！

動物の視点からみる人間の言動、なかなかおもしろかったです。動物って、観察力があって、勘が鋭いんですね。すごいなぁ。
それにしてもアルフィーって、本当に優しい。苦しみを味わった彼の心は、とてもあたたかいんです。。

著者は、ただ単に「猫はいい動物！」ってことを書いているだけではありません。DV、移民への偏見、育児ノイローゼ、世界中で問題になっていることを取り上げ、私たち読者に警鐘を鳴らしています。お互いを尊重し、どの国でも笑顔で過ごせる日々が増えていくことを願わずにいられません。。

原題は “Alfie the Doorstep Cat"。1Chapterが短くて読みやすいので、原書も読んでみたいです。