通い猫アルフィーの奇跡 (ハーパーBOOKS:【通い猫アルフィー】シリーズ第1弾)

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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596550040

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  • 飼い主を亡くし、住む家も無くした雄猫アルフィー。新しい住処を求めて歩き回りたどり着いた街で、四軒の家の「通い猫」として暮らし始める。
    その家の人々はそれぞれ問題を抱えていたが、アルフィーの奮闘で良い方向に進んでいく。 
    とにかくアルフィーが可愛いし、猫好きならその暮らしぶりに「わかるわかる」というところがいっぱいある。四軒の家の人達が抱えていた寂しい気持ちを癒していくアルフィー。猫の起こす奇跡が読む人の気持ちも幸せにしてくれる。

  • アルフィー good job❗️

  • 猫飼いの身としては、最初のアルフィーが彷徨い歩くのは辛かった。
    ジョナサンとクレアの関係、アルフィーが最後にクレアを助けようとしたことは、なんとなーく想像してたけど、最後はみんなが幸せになって良かった。

  • 通い猫アルフィーの奇跡
    レイチェル・ウェルズ

    通い猫アルフィーシリーズ①

    ∞----------------------∞

    飼い主を亡くした猫のアルフィーちゃんが、生きていくための居場所を求めて、色んな猫ちゃんや人と出逢う。「通い猫」とは飼い主が居なくなった時に自分が生きていくために餌やゆっくり眠れる場所をいくつか確保しておくという、逞しい猫ちゃん発想。

    住みやすい街を求めて見つけたエドガー・ロード。
    78番地のクレアは不倫をしていた夫と別れ傷心中。1番世話を焼いてくれるが、時々酒に溺れる。
    46番地のジョナサンは独身男性。アルフィーの手土産である死骸に困ってるが、エビやサシミなど豪華な食事をくれる。
    22番地Aはポリー、マット、赤ちゃんヘンリーの3人家族。ポリーは子育てに悩んでいる。
    22番地Bはフランチェスカ、トーマス、アレクセイ、ちっちゃいトーマスの4人家族。アレクセイが1番の遊び相手。

    ジョナサンの回がすごく好き。別に猫好きじゃないって感じだったのに、ちゃんと餌をくれてしかも高級だったり、話しかけてて寧ろ1番和んでる感じさえする。アルフィーはジョナサンにだけ何故かお土産を持っていくけど、困るって言いながらありがとうとも言ってくれる。

    そしてクレアにはジョー、ジョナサンにはフィリッパという恋人が出来るのだけど、2人とも恋人といる時に幸せでは無いと感じるアルフィー。
    そんなお互いの恋人より、クレアとジョナサンがお似合いではと2人をくっつけるために奮闘するのがとても健気で可愛い。

    この4家族に通い猫してるのがバレちゃうシーンもすごく好き。

    2023/07/20 読了

  • 読みやすく暖かいお話でした
    チャプターで区切られてて少しずつ読めました

  • 苦難を乗り越えるためにいちばん肝心なのは思いやりなんだ。だれにとっても。

    どのぐらい動けるか、自分で探っていくはずです。

  • やっぱり猫、最強。アルフィーが愛情深いのは、亡きアグネスとマーガレットのおかげだよね。リスク分散は大事。

  • 動物が主人公の小説は基本読まないので、猫目線で展開していくストーリーは新鮮で思いの外すごく良かった。
    翻訳物なので、読みにくいかな?と思ったけれどサクサク読めたし、登場人物の様々な苦悩を猫のアルフィーがどうにか解決・癒そうと奔走しているのが可愛かった。アルフィーの気持ちが表情豊かに描かれており、実際の猫もこんな風に色々考えながら行動しているのかな、と思ったり。
    この小説を読んで猫飼いたい気持ちが芽生えた。猫いいなぁ…

  • 通い猫って何?と思い、気になって読んでみました。外国本はちょっと苦手であまり読まないのですが、これは面白かったです。猫視点で展開してくので重過ぎないストーリーなのも良いです。

  • 猫目線の小説は初めてで新鮮だった。どちらかといえば犬派なんだけど今回読み終えてアルフィーの健気でクールな感じがいい。人間の言葉がわかり、そして伝えることはできないという歯痒い思いをしながらもなんとか作戦を考えてるところなんかかわいすぎる。アルフィーの成長も見守りたい。章立てが細かいところも読みやすい。

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