- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620324241
作品紹介・あらすじ
マインドセットを「いい子」から「リーダー」へ。「女性リーダー4.0時代」では、「与えられた仕事を明るくこなす、素直で元気ないい子であるべし」というステージから抜け出し、「組織の有能な一員として責任を持って働くこと」が求められています。「品格」にプラス!「共感力」のあるリーダーシップとは?
感想・レビュー・書評
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東京都知事 小池百合子氏絶賛!「女性の活躍に追い風が吹いています。希望の”一歩”を踏み出して、チャンスを掴みましょう。この本にはそのヒントとノウハウが満載です」
「品格」にプラス!「共感力」のあるリーダーシップとは?
マインドセットを「いい子」から「リーダー」へ
「女性リーダー4.0時代」では、「与えられた仕事を明るくこなす、素直で元気ないい子であるべし」というステージから抜け出し、「組織の有能な一員として責任を持って働くこと」が求められています。 -
女性を取り巻く環境について、四つのステージ変化についている。マネージャーからリーダーになれなどの考え方は、参考になった。
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帯文:”東京都知事 小池百合子氏絶賛!” ”マインドセットを「いい子」から「リーダー」へ” ”「品格」にプラス!「共感力」のあるリーダーシップとは?”
目次:第1章 マインドセットを「いい子」から「リーダー」へ、第2章 「リーダー」として振る舞う、第3章 部下を育てるためのヒント、第4章 女性社員はこんな男性上司を求めている、第5章 女性が活躍する組織を作る、第6章 女性の活躍で社会が変わる、おわりに -
「意識してほしいのは、与えられた仕事をきちんとするだけでなく、自分ならではの何かを付け加える、そこに自分らしさをプラスする工夫をするということです。それが仕事に個性を発揮することです」
坂東 眞理子さんの「女性リーダー4.0 新時代のキャリア術」という本からです。
坂東さんは、1946年、富山県に生まれ、東京大学卒業後、総理府入省し男女共同参画室長、等を経て、2001年、内閣府初代男女共同参画局長に就任。2004年、昭和女子大学教授となり、2007年より学長、2014年より理事長(学長兼務)、2016年に総長(理事長兼務)となった方です。
昭和女子大が良妻賢母を輩出する大学から、女性ビジネスリーダーの育成を目指す大学へと変革しました。
本書は、女性が思い切ってビジネス社会で「一歩」を踏み出すことができれば、仕事と人生が劇的に楽しいものになると説いています。
では、女性リーダー4.0とはどういうことか。
1は、母性保護の時代、2は差別撤廃の時代、3は仕事と家庭の両立支援、ワークライフバランスの時代です。4とはどんな特徴があるかというと、女性の能力・適性を活かすことを企業の経営戦略として位置づけるということです。
少子高齢化で仕事に全力投球できる男性労働者の数は減少、多様な能力と価値観、生活体験を持つ人たちを生かすダイバーシティ経営が求められるとしています。
こういう新しい働きか方の時代に対応するには、マインドセットを変えることが必要で、本書では、坂東さんの考えが具体的に書かれています。
本書を読んで感じたのは、何も女性だけでなく、男性にも十分当てはまる内容だということです。冒頭の言葉も、全くそう言えると思います。
そういう意味で、本書は女性だけでなく男性も手にとってほしい一冊です。