財政学 改訂版

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著者 : 神野直彦
  • 有斐閣 (2007年4月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641162983

財政学 改訂版の感想・レビュー・書評

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  • 財政学の入門書であるが、単なる教科書というよりも、現代社会をどう捉えるかということについてヒントを与えてくれる含蓄の深い本。近代以降の市場社会は、経済システム、政治システム、社会システムという3つのサブシステムから成り立っており、その3つのサブシステムの境界線上にあって、それらを結びつける媒介環の役割を果たしているのが財政であり、財政が市場社会のミッシング・リンクとなっているという大きな認識の下で執筆されている。財政を歴史的に考察しようという傾向が強い。
    著者は、財政が市場社会を統合するという役割を果たすことを重視しているため、いわゆる「大きな政府」に親和的であり、その政策的志向には若干違和感も覚えた。しかし、本書の内容は、現代社会の構造をつかみ、より良き社会を考えるのに、有益であるのは間違いない。

  • 財政学の入門テキストとしては非常に良いと思う。神野財政学は学ぶ価値がある。

  • 財政の歴史、財政制度、財政思想について書いてある。財政についての知識面においては最良の入門書である。

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財政学 改訂版の作品紹介

政治・経済・社会を統合する媒介環として財政をとらえ、総合的な社会科学としての財政学の構築をめざし、広く迎えられた体系的テキストの改訂版。財政投融資などの制度変更のフォローやデータの更新を行い、格差問題など新規のトピックスを盛り込んで、さらに充実した。

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