バーティミアスII ゴーレムの眼

  • 理論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (683ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652077467

感想・レビュー・書評

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  • “サマルカンドの秘宝事件”から2年、ロンドンの街はたびかさなる爆破事件に悩まされている。魔術師の支配に抵抗するレジスタンスのしわざなのか?若きエリート魔術師となった14歳のナサニエルは、捜査にのりだした。首謀者と目されたのは不思議な力をもつ少女キティとその仲間だった。魔術師に恨みをいだく彼らは、墓地に眠る“グラッドストーンの杖”を狙っている。無策な上司にかわって“妖霊による夜間パトロール”を指揮するナサニエルだが、たよれる妖霊がいない。悩んだ末、彼はふたたび、あのバーティミアスを召喚する…。いっぽう、正体不明の凶悪な化け物が、ロンドンを破壊しはじめた。何者かが、土くれの巨人ゴーレムの目に呪文をふきこみ、復活させたのだった。

  • 前回の『サマルカンドの秘宝』よりも面白かったと思います。ロンドンで頻発する事件の担当にされたナサニエルは、頼りになるけど信頼できない魔物、バーティミアスをまた召喚します。そこでレジスタンス団の少女・キティと戦いが始まります。みつどもえの壮絶な戦い・・・。はらはらどきどきさせられました。にしても、ナサニエルは出世したからなのか、とんでもなく悪い奴になっていますね。三巻で、元通りになればいいと思います・・(汗)。
    キティは三巻でも登場するらしいので、三巻も見ようと思います!!

  • ほんと、主人公の男の子は嫌な奴?!
    で、どうなるのぉぉぉ!

  • 一躍有名になったこの本の1巻に続き、魔術師たちの戦いに目を見張ります。ページ下の注釈がこれまたおもしろい。

  • ナサがほんとに嫌な性格してるわ

  • 再会したかつての友は、エリート魔術師としての地位を得た代わりに人間らしい良心を失いつつあった……召喚された以上、命令には従わなければならないとジンは苦悩する。せめてもと諌める声は届かないまま、やがて事件の謎があきらかになっていった……といえば、やっぱり嘘です(笑) 相変わらず、苛立たしいまでのへたれっぷりです、ナサニエル。後ろからどつきたい感じ満載。一方のバーティミアスはぐんぐん株があがっていってます。登場シーンの増えたキティも大好き。バーティミアスの制止を振り切って助けに走ったキティは、間違いなくかっこよかった。いいんだよ、それで。

  • 人間は成長して純粋ではなくなる。バーティミアスはかわらない。

  • ナサニエル、14歳にして官僚に。ロンゲをなびかせ颯爽と官庁街を行くナサ君を実写で見たい!魔術師の支配する世界の歴史がバーティミアスによって語られ、第3の主要人物キティの登場で話はどんどんおもしろくなる。(注:表紙のガイコツ君はキティちゃんじゃなくてよ)

  • ハリーポッター・指輪物語の一連のファンタジー・魔法ブームの波に乗ってだされたものだと思ってタカをくくっていたんですが。
    大人でもしっかりと読めるほどクオリティが高いです。
    ただ、三部作の二作目とあって、若干中だるみしている感はあります。

  • 大人も楽しめる本。厚みを感じさせない。第1作の謎を踏まえつつ、第3作への伏線もいれる、スケールの大きな作品。子供たちは少し成長したなと思いました。バーティミアスは変化なく、脚注が相変わらず面白い。

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著者プロフィール

イギリス、ベッドフォード生まれ。7歳から物語を書き始める。子どもの本の編集者をしながら自分でも執筆。「バーティミアス」三部作は世界的なベストセラーになる。著書に『勇者の谷』(理論社)、「ロックウッド除霊探偵局」シリーズ(小学館)などがある。現在は家族とともにハードフォードシャーに暮らしている。

「2021年 『スカーレットとブラウン あぶないダークヒーロー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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