木を植えた男

  • あすなろ書房
4.01
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  • Amazon.co.jp ・本 (47ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784751514313

感想・レビュー・書評

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  • 時間の力

  • 教訓に満ちた物語。

  • 100歳までに読みたい100の絵本

    で紹介されていたので、既に読んでいる。

    花ゲリラの様に自身の土地でもないところに、木を植えるのはいかがなものかとという気もする。

    青の洞門の時代とも違いそうだ。


    本書は、絵本で世界を旅しよう 
    でも 12番目に紹介されている本です。

    こちらの方も全紹介絵本に挑戦中です。

  • 絵本ですが内容が難しめなので高学年以上向け。

  • ここ最近は自分を見失っていたので、余計にしんみりと感じた。
    忘れていたものを教え諭してもくれる。

    また、心を改めたい。

  • 挿絵がいい。
    やはり、絵本は絵があってのものだとあらためて実感させられた。

  • 男にとってのささやかな喜びがやがて大きな恵みとなり、人々の生活を潤す。とてもいい話だと思った。学級委員長が好きそうな絵本。

  • 高校合格と同時に
    課題図書として英語のほうを読んだ・・・はず。

    地味で地道な作業
    彼が続けたその行為が残したものの大きさに
    人はなかなか気付かない。。。

    彼が偉大なのだという伝わり方ではなく、
    彼のような「平凡さのなかの非凡」が伝わってほしい。

  • 訳の感じが、難しく感じたりもするのだけど心地よい。
    きれいに選ばれた言葉達。

    絵はやっぱり表紙が一番好きかな。

  • 「戦争という、とほうもない破壊をもたらす人間が、ほかの場所ではこんなにも、神のみわざにもひとしい偉業をなしとげることができるとは。」

    「魂の偉大さのかげにひそむ、不屈の精神。心の寛大さのかげにひそむ、たゆまない熱情。それらがあって、はじめて、すばらしい結果がもたらされる。」

    実ははじめて読みました。最後のページのブフィエ氏の表情が、おじいちゃんにもそっくり。ちょっと眉をしかめて眠りについた感じとか。
    絶望を知って、でも生きたかった人の表情だと思う。

著者プロフィール

Jean Giono.1895~1970. 
作家。プロヴァンス地方マノスク生まれ。16歳で銀行員として働き始める。1914年、第一次世界大戦に出征。1929年、長編小説『丘』がアンドレ・ジッドに認められ出版。第二次世界大戦では徴兵反対運動を行う。1939年、逮捕される。1953年の『木を植えた男』はジオノ没後、20数か国語に翻訳された。
邦訳書に『蛇座』(山本省訳、彩流社、2021年)、『純粋の探究』(山本省訳、彩流社、2021年)、『大群』(山本省訳、彩流社、2021年)、『本当の豊かさ』(山本省訳、彩流社、2020年)、『青い目のジャン』(山本省訳、彩流社、2020年)、『丘 岩波文庫』(山本省訳、岩波書店、2012年)、『ボミューニュの男』(山本省 訳、彩流社、2019年)、『二番草』(山本省 訳、彩流社、2020年)、『世界の歌』(山本省訳、河出書房新社、2005年)、『気晴らしのない王様』(酒井由紀代訳、河出書房新社、1995年)、『いかさまトランプ師の冒険』(酒井由紀代訳、河出書房新社、1997年)、『木を植えた男』(山本省訳、彩流社、2006年、他多数翻訳あり)、『屋根の上の軽騎兵』(酒井由紀代訳、河出書房新社、1997年)、『喜びは永遠に残る』(山本省訳、河出書房新社、2001年)、『憐憫の孤独』(山本省 訳、彩流社、2016年)などがある。



「2022年 『メルヴィルに挨拶するために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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