- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756241528
感想・レビュー・書評
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誰もが知ってる名コピーや、あらためて知る名コピーまで。
自分もコピーを書きたくなる一冊。
そして、うまく書けずにコピーライターのすごさを思い知る一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「水=H2O」「東海道新幹線」あたりが印象深い。
画面全体を使って、コピーを有機的に配置している。
聞きたかった・読みたかった話をちょうどいい分量で書く。匠。 -
写真や書体や改行の仕方全てをひっくるめた“広告”が完成品なのであり、私はそれが好きなので、広告コピーだけ文字に起こされて読んでもあまり面白くなかった。ということに気付けた。
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蔦屋書店で読みながら、涙堪えるのに大変だったキャッチコピーがいくつもありました。
スラスラ読めます。 -
・家族関連、過去の自分と照らし合わせてしまうようなコピーにウルウルっとした。
・短いコピーの方が読む気になるし、短い文の方が心にグッとくるものが多かった。
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読んでいて楽しかった。中には感動したコピーもあったし、その視点からものを見る発送は無かった!と驚かされるものも。
どうしてその発想に至ったたのかが書かれているものと書かれていないものがあったのでそこをもっと知りたかった。 -
ボディコピーの説明。
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広告って何?どうせ電通、博報堂のエリートが作ってるんでしょ!身近な作り手の思いが垣間みれて、読んだ後に広告がより身近に暖かく感じられます。
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なかなかの分量がありますのでサクっとは読めません。名作コピーがたくさん並んでる、と言っても私にはピンと来るものもあれば、来ないものもありました。これはコピーの品質というより、私の感受性の問題ですね。
この本が他の広告コピー本と一線を画すポイントは、作者が何を考えて作っていたのか、解説があるところですね。これが面白い。みんな本当に色んな形のコピーを書いているにもかかわらず、結構言っていることは一貫しているんです。しかも、それは別に広告コピーに限る話ではなく、「書いて伝える」全ての営みに当てはめることができるものが太宗だということです。
例えば共通して書いてあることで言うと、こんなポイントがありました。
・最も頼りになる取材対象は自分自身
・書けないときは、視点を変える
・自分事として捉えてもらう。共感させる
・文章は「意味」だけでなく「人格」を伝える
・企業・商品の考え・思想を知る
・書くというより聞く
・「どう言うか」の前に「何を言うか」が大事
・本当にそう思ってることを書けばいい
・とにかくウソをつかない
・発見のある原稿
・最初の10秒が勝負。1行目に気合を入れる
・駅伝でたすきをつなぐように書く
・読後感をデザインする
私が特に気に入ったのは次のコピーでした。これは好みでしかないですが、この辺の要素がある文章が好きなようです。全部、【顧客目線型】ですね。それも何か理由があるのかもしれません。
① 読んでいてグッとくる熱さや切なさがある
スルっとKANSAI - あなたが動けば、心が動く
② クスっと笑えてホッとする、洒落てる
JT - 考える人に
③ 軽快な文章で読んでて心地いい
海老平 - お中元という名のプレゼン(他も全部良かった)