ノーサイドじゃ終わらない

著者 :
  • エンターブレイン
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本棚登録 : 41
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (557ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757747395

作品紹介・あらすじ

はじまりはコンビニの店長だった先輩の暴力団事務所襲撃事件。チームメイトとの同窓会のような葬儀はつかの間、親友が謎の失踪を遂げる。五十六歳でシングルマザーとなった母親と伝説の女子高生吉原嬢。深夜の公園を徘徊する謎の美少女と関東最大の大物ヤクザの登場-。変わらない想いと変わってしまった現実。金かオンナか友情か。沢木有介、三十三歳人生迷走。

感想・レビュー・書評

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  • 出てくる奴がみんないい
    それなのに、こんなに読ませる
    ちょっとイラッともするけど
    許せてしまう

  • 長過ぎる!!内容はそれなりで、面白いんだけどだらだら感が…
    2013.10.19

  • な、長い...。単純なページ数な長さもあるけど
    後半まで回りくどさと主人公、沢木の心情吐露が
    グダグダと結構続く...。事件が一向に進展しない
    ところにやや苛つきを...覚えてしまう。

    とは言えある意味友人を救うが為に行動する
    一般の人間の取る行動としてみたら、この
    ダラダラした感じや進展しないイライラはある意味
    リアルなのかも。沢木の煮え切らない心情も
    この年代の男としては異様に共感も出来るし、
    そういった意味では30代も後半を迎えるのに
    ここまで何も成し得なかった男達の、青臭かった
    日々との本当の決別の話なのかもしれない。

    その反面、やはり事件そのものの大袈裟さと
    その大袈裟な事件を起した先輩の心情や、要所で
    登場する人物達の突拍子のない行動やキャラとの
    ギャップのバランスが合わない様な気がする。

  • 飽きさせずに一気に読み終えました。オモシロイ。

  • あんまりにも地元の話なのでひっくり返りそうになりましたホントに団地の高齢化が進んじゃって喫茶店でたまるのは高校生から老人に 変わっているかも知れないです

  • タイトルと表紙に誘われて図書館で借りてきたんやけどやけに分厚いやん

    ストーリーは主人公の高校時代のラグビー部の先輩がヤクザの事務所に機関銃ぶっ放して殴りこみして返り討ちにあって死んでしまう。

    その葬儀のために地元へ戻った主人公にかってのラグビー部の仲間たちとの15年振り再開が待っていた。

    そこから話がいろんな登場人物を巻き込んで謎だらけの事件が二転三転と転がり徐々に真相が明らかになっていく、、、

    いろんなネタが詰められるだけ詰め込んでちょっと無理な設定もかなりあるんですが荒削りながらぐいぐいと読ませてくれます。

    いかにも青春って感じの友情、恋愛、裏切りなんでもありの展開にキザなセリフとちょっとこれはって感じのクサイセリフもあるんですがなかなか胸にくるセリフもあったりとなかなか面白く楽しんで読めました。

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著者プロフィール

1967年5月生まれ。「ワイヤード」などのライターとして活躍しながら小説を執筆。繊細かつ情緒溢れる独特な筆致が注目を浴びる。著書『BLOODLINK』は2ちゃんねるラノベ大賞で1位、『ノーサイドじゃ終わらない』は「このミス!」ランクイン。

「2015年 『BLOODLINK 5 地涌の哭』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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