オトナの片思い

  • 角川春樹事務所
3.24
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感想 : 95
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758410861

感想・レビュー・書評

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  •  恋のトキメキを描くアンソロジー。様々な背景のもとに様々な恋が描かれている。ひとつひとつにそれぞれのトキメキが宿っている。恋をしたときに沸き立つ感覚。オトナだからと自制しているつもりでも、あふれ出るどきどき感。いや、オトナだからこそ、めったにないトキメキに飢えているのだ。ここぞとばかりに、ときめかないでどうする! 律しても隠しようがないのだから、思い切り満喫してしまえばいいんじゃないか、片思いの切なさを。

  • フィンガーボウル/石田衣良 リリー/栗田有起 からし/伊藤たかみ やさしい背中/山田あかね Enak!/三崎亜記 小さな誇り/大島真寿美 ゆっくりさようなら/大崎知仁 鋳物の鍋/橋本紡 他人の島/井上荒野 真心/佐藤正午 わか葉の恋/角田光代

  • 恋愛は関係なくいつまでもドキドキしていたいな(^◇^)

  • 2008.12
    短編集。
    オトナの片想いって、苦しい。
    簡単には伝えられなくなってしまうんだなぁ。
    最初から封じ込めようとしたり、苦しい。

  • 新しく好きな恋愛小説作家さんを探すのにいいかも。

  • 有名な作家・脚本家さんによる
    いろいろなカタチの片思いをモチーフにした短編集。

    山田あかねさんの作品が一番スキでした。
    私には、一番色鮮やかに情景が浮かびました。
    衣良さんは視点の違う「娼年」みたいです(失礼)。

  • 2008.10.24. オトナの片想いは、なんだかうまくいかなくて、それがオトナだからなんでしょうなー。いろいろ付属品が多くなってるせいなのかな。栗田さんのがよかった。

  • 大人の片思いをテーマにしたアンソロジー。角田光代さんの「わか葉の恋」が一番好きです。

  • 装丁に惹かれて読了。
    11編の小品。
    さらーっと読んだ。

    心に残ったのは山田あかねの『やさしい背中』と角田光代の『わか葉の恋』。
    作成日時 2007年11月10日 18:58

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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