引っ越し大名三千里 (ハルキ文庫 と 6-2 時代小説文庫)

著者 : 土橋章宏

• 角川春樹事務所 (2016年5月12日発売)

感想・レビュー・書評

[hito-kotoさんの感想 · 2020年2月19日]

私は子供の時、独身の時、結婚して、また単身赴任と２０数回引っ越しをしました。楽な時もあれば大変な時も、愛犬とフェリーのスイートルームで移動したことも・・・。さて、江戸時代の参勤交代、大変と想像します。藩をあげての引っ越しとなるともう想像を絶します。その引っ越しの大作業を行う責任者、引っ越し奉行の務めを何度も為し終えた片桐春之介の物語です。最後は藩士全員が引っ越しの達人にｗ。一息に読み終えました。面白かったです。

[やまゆりさんの感想 · 2020年1月2日]

超高速参勤交代は映画で観ましたが、同じ方が原作を書いてるんですね。
時代劇に新風って感じなのでしょうか。苦労しながら成長していく春乃介の姿がよかったです。

[fyukawaさんの感想 · 2019年12月29日]

引越し大名を差配するにはベテランが必要だよね。

[yashiti1さんの感想 · 2019年12月8日]

時代小説にあるくどい展開や、当時の難しい言葉使いは一切なく、とても読みやすかった。
ストーリーもコミカルで、最高のハッピーエンド。。
2時間でイッキ読み！

[jasgontaさんの感想 · 2019年10月22日]

書庫係の引きこもりで出来損ないと言われていた春之助が、引っ越し奉行を任せられ、どんどんと強く頼もしくなっていく姿が応援したくなる。
いろんな知恵も出てきて面白い。最後の白河からの国替えを免れるための策はあっぱれでした。

[kitkityoさんの感想 · 2019年9月29日]

面白かった。

[Kazuko Ohtaさんの感想 · 2019年9月6日]

時代小説にはまだまだ苦手意識があるので、映画版を観てから読むほうがイメージしやすい。よくぞこれに星野源と高橋一生を当てたなぁと感心しました。

星野源演じるひきこもりの書庫番が国替えを仕切る奉行に命じられ、断るつもりなら切腹せよと無茶を言われる。最初は頼りなげだった彼の表情がどんどん締まっていく様子が原作でも感じられて楽しい。

原作と映画版では大きく印象の異なる登場人物もいて、私は映画版のほうがより魅力的だと感じました。高畑充希が演じた於蘭は原作ではえらく積極的(笑)。また、岡山天音演じる商人の台詞にグッと来た私は、それが原作にはない台詞だと知ってちょっぴり残念。

この映画版は絶妙の配役で、万人受けすると思われます。あ、こりゃ本じゃなくて映画の感想だな。(^^;

映画の感想はこちら→https://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/ae3b1a1f5d64f4d454da4548176ba481

[orientalさんの感想 · 2019年8月31日]

星野源ファンなので読みました。歴史小説は苦手ですが、これはとても読みやすく、面白かったです。読み進めていくうちに、主人公がだんだん格好良くなっていきます。

[ほんやだワンさんの感想 · 2019年8月26日]

エンタメとしては面白いと思うのだが・・・。

最近、ちゃんとした時代（歴史）小説を読んだばっかりなので。

とりあえず、日田に海はない！

[幸一さんの感想 · 2019年8月17日]

20190815

著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。2011年「超高速!参勤交代」で第37回城戸賞を受賞し、同名映画は第38回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、第57回ブルーリボン賞作品賞を受賞。さらに同名の小説で作家デビューを果たす。他の著書に『幕末まらそん侍』『超高速!参勤交代 リターンズ』『引っ越し大名三千里』『スマイリング』『チャップリン暗殺指令』など。

「2022年 『決戦！賤ヶ岳』 で使われていた紹介文から引用しています。」