金曜日の本屋さん (ハルキ文庫 な 17-1)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 1445
感想 : 169
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758440295

感想・レビュー・書評

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  • 本屋の息子なのに本が読めない主人公が金曜堂という本屋でアルバイトをする。
    読みたい本がみつかる金曜堂で運命的な一冊に巡り会う。
    地下鉄のホームを改装した書庫に行ってみたい。

  • 読みたい本が増えた♫

  • 談話室でオススメいただいた本。

    思った以上の設定のぶっとびかたに嬉しい驚き。
    金曜堂の書庫は秘密基地めいていて惚れた。
    ぜひ、あの書庫は映像化してほしいところ。ちゃんとした予算の作品でね。
    どの話も押し付けがましくなくさらりと読めて楽しかった。
    一番は「野原町奇譚」が好み。ヤスさんと倉井くんの最後のやりとりにちょい涙。
    反して「僕のモモ、君のモモ」の最後のやりとりは小っ恥ずかしかった。栖川さんのキャラがブレブレのように感じてしまった。

    ちょいちょい出てきた「後しざる」って言葉は初めて目にした。どこかの地方では標準的に使われてるのだろうか?

    シリーズが続いてるようなので日本から取り寄せてでも読み続けたい。

  • とても良い本だと思いました!とにかく作中に出てくる本を読んでみたくて仕方なくなります。どんどん読みたい本が増えますf^_^;そしてキャラもみんな良い人で、嫌な人がいません。ほんわかします。わたしも金曜堂に行きたい!てか働きたい!こんな本屋があったら何時間かけても行きたいです☆続編も楽しみです❀.(*´◡`*)❀.

  • いろんな本が出てきてたのしい。

  • こういう空間が身近にあったらな…って
    ついつい思ってしまう、そんな世界観

  • 読みたい本必ず見つかる本屋さんが魅力的だし、続きがきになる、、、
    ここに出てくる本も読みたいなーとも思った。

  • 主人公は大学生。男子。
    こんな本屋さんが学生の頃に近くにあったら毎日通ったのに…と思う。

  • 読みたい本が見つかる、という噂を聞いて
    訪れた主人公。
    そこには、個性豊かすぎるメンバーがいた。

    連続短編になっていて、本を探す事、本の内容
    それにまつわる事、ときれいに混ぜられています。
    この本は面白いのか? と考えてしまうほど
    作中に本が出てきます。
    読み方も感じ方も、人それぞれ。
    出てきた本で知っているのは、モモだけでした。

    しかし倉庫が元地下鉄という、広くてひんやりで
    一定湿度保てそうな場所。
    そしてその奥にはまさかの…。
    最後の話の『河童』が、ものすごく興味あります。
    二人も目撃者がいるという事は
    もしかしたら、もしかする?!w

  • 「読みたい本が見つかる」駅ナカ書店、金曜堂で働く人々と本を求めてやって来る人たちのお話。
    本屋さんの話ということでビブリア古書堂みたいな感じかな?と思ったが全く違った。
    (店主が本オタクのキレイ系でうっかりなお姉さんということは共通しているが)

    事件?は起こるが、どちらかというと、本を探しにきた人が、金曜堂で出会った本によって成長していくような話。
    ビブリアは主人公の特性上、本のあらすじを店主が紹介したりするシーンがあるが、こちらはほとんどなく、「この本どんな本なんだろう?」というドキドキ感があると思う。
    これをきっかけに本を読んでもらえたら、って感じなのかなあも思った。
    1話1話は短いので読みやすい。特に最初の「本を読む資格がない」と思っていた主人公の話だけでも、読書が苦手な人に読んでほしいと思った。

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著者プロフィール

名取 佐和子(なとり・さわこ):兵庫県生まれ、明治大学卒業。ゲーム会社勤務の後に独立し、2010年『交番の夜』で小説家デビュー。著書に『ペンギン鉄道 なくしもの係』(第5回エキナカ書店大賞受賞)シリーズ、『金曜日の本屋さん』シリーズ、『シェアハウスかざみどり』『江の島ねこもり食堂』『逃がし屋トナカイ』『寄席わらしの晩ごはん』『七里ヶ浜の姉妹』『ひねもすなむなむ』『図書室のはこぶね』(京都府私立学校図書館協議会司書部会「中高生におすすめする司書のイチオシ本2022年度版」第6位、「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2022」第8位、うつのみや大賞2023第4位)ほか多数。

「2023年 『文庫旅館で待つ本は』 で使われていた紹介文から引用しています。」

名取佐和子の作品

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