ふたりの花見弁当 食堂のおばちゃん(4) (ハルキ文庫 や 11-5)

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  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758441964

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  • お花見の思い出、新しい友達の広がり。
    はじめ食堂を中心に広がっていく人の輪。
    そしていつものおいしそうなお料理。

  • 今や忘れがちになるが伝統行事は大切。自然を慈しみ、感謝する日。お花見や節分、はじめ食堂はお祝いのメニューについて試行錯誤。イワシやアサリ、季節感を大切にしつつも目新しい料理に常連客も興味津々。成人式にしか着られなくなった着物文化もすたれてはもったいない。自分の性で悩んできたメイ。ようやく春が来たと思ったら裏切られ。。それでもいさぎよく終わりを突き付けた彼女は立派。心からメイを心配する仲間の気持ちも彼女を勇気づけたに違いない。
    GWのお休み。楽しみに懐かしの店を訪れる一子と二三だが、大好きだったお店の勢いは昔のものに。さびれた様子に気落ちするが、変化に負けず自分の店を守っていく決意を胸にする。

  • 面白くて堪りません。
    軽いタッチの語り口のなかに、沁みる言葉も...
    みんな明るい面だけじゃないんだと改めて思わせるのが、上段に振りかぶらない処が嬉しい。

  • 薄々気付いていたけど、私このシリーズあんま好きじゃないな?笑

    あんまり美味しそうに感じない
    お説教臭さが気になる
    厚かましいのに開き直ってる

    が今回顕著に気になり始めた…


    まだ沢山借りてあるんだけど、困った。

  • 30年前に行ってたお店に今も同じ味を求めるのはほぼムリ。

  • 今作も楽しく読めた。

  • タイトルにある「ふたりの花見弁当」の章が良かった。
    豪華な弁当より、想いの詰まった弁当、しかしもう食べることは叶わない思い出の。
    悲しくもあり、いい思い出でもある話。
    そんな思い出を持ちたいような、持ちたくないような。

  • お花見行きたくなった!お花見ってなんだかんだで食べ物なのよね(笑)#読了

  • 毎回恒例の巻末のレシピを写真に撮ってる!
    いい加減作ってみないと

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著者プロフィール

1958年、東京都江戸川区生まれ。早稲田大学文学部卒業。松竹シナリオ研究所で学び、脚本家を目指し、プロットライターとして活動。その後、丸の内新聞事業協同組合の社員食堂に勤務しながら、小説の執筆に取り組む。2007年、『邪剣始末』で作家デビュー。2013年、『月下上海』で第20回松本清張賞を受賞。その他の著書に「婚活食堂」「食堂のおばちゃん」「ゆうれい居酒屋」シリーズや、『風待心中』『ゆうれい居酒屋』『恋形見』『いつでも母と』、共著に『猿と猿回し』などがある。

「2023年 『婚活食堂9』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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