王朝貴族の悪だくみ―清少納言、危機一髪

  • 39人登録
  • 3.92評価
    • (4)
    • (4)
    • (5)
    • (0)
    • (0)
  • 4レビュー
著者 : 繁田信一
  • 柏書房 (2007年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760130368

王朝貴族の悪だくみ―清少納言、危機一髪の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 平安時代は賄賂や汚職が公然と行われていた、という知識はあったが想像していたのとは格が違った。帳簿改竄させてから口封じに会計を暗殺とか、現代的すぎる。それらをもみ消したりとか、道長もかなりひどい。

  • 『殴り合う貴族たち』には皮肉なユーモアがありましたが、こちらは笑えません!前作と同じく一般には知られていない史実をどんどん教えてくれますが、今回明らかになるのは芥川の『羅生門』のような世界です。結で、繁田さんは、愕然と目を覚ます清少納言を書いていますが、私は清少納言は目覚めなかったと思います。それが紫式部でも目覚めないのは同じく。それが当然、と思っていることをひっくり返すのは難しいことなのです。彼女達が、庶民と自分が同じ人間と考えるのは無理だったのではないでしょうか。

  • 王朝貴族といえば源氏物語の世界に連想がいくので、本書に書かれた貴族たちの犯罪行為と暴力沙汰に驚く。

    その証拠は貴族男性が漢文で記した日記に残されている。藤原道長の『御堂関白記(みどうかんぱくき)』や藤原行成(ゆきなり)の『権記(ごんき)』などの日記である。

    清少納言が『枕草子』に描いたような「王朝貴族社会の豊かさは、実のところ、悪徳受領たちが地方諸国において不正行為を用いて築き上げた汚れた富によって支えられたものだったのである。」p225

  • 内容紹介:和歌や恋愛に喜びを見出す雅なイメージの平安貴族には、衝撃の裏側があった。射殺された清少納言の実兄、不正の限りを尽くして私腹を肥やす受領…。藤原道長や藤原行政の日記に書かれた、貴族たちの犯罪を掘り起こす。(TRC MARCより)

    資料番号:010978864
    請求記号:210.3/ シ
    資料区分:一般書

全4件中 1 - 4件を表示

繁田信一の作品

王朝貴族の悪だくみ―清少納言、危機一髪を本棚に「読みたい」で登録しているひと

王朝貴族の悪だくみ―清少納言、危機一髪を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

王朝貴族の悪だくみ―清少納言、危機一髪を本棚に「積読」で登録しているひと

王朝貴族の悪だくみ―清少納言、危機一髪はこんな本です

ツイートする