死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉
- かんき出版 (2011年4月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761267346
感想・レビュー・書評
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人生は、出会った言葉の質と量で決まり、人間は、自分が発している言葉通りの人生を歩んでいる。タイトル通り、20代のいま出逢っておきたい言葉が多くあった。よい言葉のシャワーを浴び続けることで、人生は豊かになると心から思う。
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なんとなく手にとって積み本しちゃってたのをようやく完読。
いわゆる自己啓発本です。
この本で一番褒めたい所は本文ページの文字配置。
見開き2ページにつき1つの言葉になっていて、右に大きく言葉がドドーン、左に言葉の説明、となっている。
これがサクッと読みやすい感を出していて好感。
一度読んだ人はぱらぱら~っとページを流すだけでも好きな言葉を思い出せる作りだと思う!
ただ、惜しいのが、私には「う~ん?」と思う言葉が多く感じる点かなぁ。
こればっかりは自分の生き方とか、考え方とか、好みがあるからね。 しかたない。
共感できない理由として、私の経験不足もあるかと思う。
全体を通して『時間=命』という考えに重きを置いている印象。
時間の無駄遣いは命(人生)の無駄遣いだぞ~ お金より重いぞ~ と。
さて、良いなと思った言葉を挙げてみます。
『周囲から認められる前に、自分で自分を認めてあげる。』
“どんなにたくさんの人から認められても、自分で自分を認めてあげられないのは不幸。”とある。
幸せって何だろうって考えた時に、私は自分の事を好きだと思える事かなぁって思うから。
『楽しい仕事はない。楽しそうに仕事をしている人はいる。』
これは責任感の無い万年アルバイターの私だから共感できるのかもしれないけど。
なんとなく、同じ作業でもニコニコしていると失敗も減って上手く回る気がします。
『時間のプレゼントが、プレゼントの頂点。』
“プレゼントなんてなくていい。会って話す時間を捻出することに勝るプレゼントはない。”
私と会って話してくれる人たちって、本当に貴重なプレゼントをしてくれてると思うよねー
『退屈な模範解答より、ハッとするような不正解のほうが尊い。』
模範解答を出せる人も素晴らしいんだけど、私は少々ズレていても面白い方が好きだなって。
『「わかりません」と言えることが、すべてのスタート。』
『打ち負かすのではなく、包み込む。』
『「意見は違って当たり前」と、知っておく。』
プライドなんて捨てちゃって、WIN-WINになれる関係を作りたいね。
そして最後に。
『「……だから好き」は、愛していない。』
『「……なのに好き」が、愛している。』
これは本の中では恋愛をテーマにしているので解釈が異なるんだけど、私の好きな考え方だったりします。
自分がずっと好きでいられるものって、プラス面ばっかり見て「好きな所はあれとこれと~」って思い浮かぶんじゃなくて、マイナス面が見えた時に「うわぁ・・。 ・・・でも好きだな、こんな自分ってしょうがないな!(笑」と思っちゃうものな気がする。
こんなところかな。 -
•40代男性ですが、思ったよりも内容が薄かったと感じた。
•ただ、何点かハッと気付かされる内容が有り、それだけでも買って良かった思う。 -
「時間」「恋愛」「人生」などのカテゴリー別に格言が並べられていて、初めて自己啓発を読む人にも馴染みやすいように端的に書かれている。そのため、深く読み解くかは自分次第。
「効率的に何でもこなすとは言うが、量をこなして初めて見えるものがある。」
「サボらないといい仕事はできない。」
「何か手をつけなくてはと思っているときは、目の前の仕事を全力でこなす。」
将来への漠然とした不安を抱えている自分に響くものがあった。 -
人生において大事なことを100項目にまとめた本です。
「人生」「仕事」「時間」「組織」「勉強」「情報」「交渉」「友情」「恋愛」「決断」の10部構成になっており、意識をそれぞれの分野に混同させず考えられるのが利点です。
内容としてはありきたりといってしまえばそれまでですが、
ありきたりなことほど重要なことなので、
違う著者から刺激を定期的にもらうようにしています。
本書では筆者の個人的な考え方も随所に出てくるので見どころはしっかりあります。
その独特な考えも、納得のいく結論が多かったのが好感が持てました。
例を挙げれば
「“Time is life.” 遅刻は、殺人と同罪」や
「99%の人は、準備だけで人生を終えてしまう」
という考え方は結構新しい切り口で好きでしたがいかがでしょうか。
他にも独特な表現や言い回しが多数あって妙に刺さる言葉たちに興味がある方は是非手に取って読んでみてください。もちろん、上手に生きるための方法を知りたい方にもおすすめです。 -
人生、仕事、時間、組織、勉強、情報、交渉、友情、恋愛、決断、
の十項目について攻めのオコトバ。
TIME IS LIFEという考え方にはっとさせられました。
遅刻は、殺人と同罪。気をつけます。
これからキャリアを積んで働くぞー!という方向け。
言ってること矛盾してない?と思う部分があったりするんですが…
結局は、
「勘違いしている人間は強い」とか
「自分で自分を認めてあげる」とか
そうゆう言葉にまとまるのでしょうか。
p.90 上司をお得意様と考えると、毎日が変わる。
p.94 自分に実力がないのなら、陰口だけは言わないと決める。
p.122 資格試験を目指しているだけで、自己陶酔しない。 -
・ボリュームが少ない
・ところどころ解説の理屈がよくわからない
・他の人の逆を行く方がかっこいいだろう的なチョイスが多すぎる気がする
と、個人的にはちょっと残念なところが多かったけど、
それでもいい言葉がいくつかあったので、
100のうち1つでも心に響く言葉があれば十分価値があるとか、
10冊読んで1冊でも当たりを引けばもうけものとか、
そういう考えをできる人なら買う価値ありだと思う。 -
なんとなく立ち読みしてたらついつい買ってしまいました。
30代半ばですけど買いましたよ。ええ。
学生時代に10,000冊本を読破したあの著者(知らんがな)の著書。
僕は自己啓発マニアな一面もあるので、この本に書いてあることにあまり新鮮味がないのですが、読書しない20代の人向けということであれば、青天の霹靂のような良い内容だと思います。謎の上から目線。
30代でも十分影響あります。時々読み返そうと思います。 -
雑用から逃げると死ぬまで雑用させられる。
量をこなして、はじめて手の抜きかたが見えてくる。…100時間かけたうちの5時間や10時間くらいしか、本当の核心部分に触れるような仕事はしていない。だから仕事のできる人は、とてつもない短時間で驚くべき成果を挙げることができる。
群れから脱出すると、時間が増える。
時間のプレゼントが、プレゼントの頂点。
何をするか、より何をしないか。無駄な時間を省く。
理屈っぽい上司で、普段から鍛えられておく。
どんなに粋がっても、サラリーマンは100%会社の看板のおかげ。
決断は淡々とスピーディーに。 -
量をこなしてはじめて手の抜き方が見えてくる。
電話の伝言の達人が大型プロジェクトのリーダーになる。
愚痴をやめると時間が増える。
遠回りの蓄積こそ、財産、。30代以降のエリートは遠回りの蓄積が多い人。
隠れてコソコソやってしまうのが大人の勉強。 -
仕事に対するモチベーションが下がったり、迷ったり、そんな時にパッと見直したい本。
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行き詰ったなと思ったときには、現状打破のヒントに。つらいなと思ったときには、励ましてくれる。そして、より良い状態になるよう背中を押してくれる。そんな本だと思う。
これは自分もそう思う、とかへーそうなのかとか、多くのことを考えることになるのでは。各言葉が見開き2ページで紹介されていて、文章はエッセンスのみのシンプルなもの。気軽に読める。個人的に同意だったり、これは記憶に留めておこうと最も多く思ったのは、チャプター10の「決断」だった。 -
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「好きなことを仕事にしなさい」とはよくビジネス書で言われていることです。
でもどうやってそれをするか、今まで自分には分かりませんでした。
で...「好きなことを仕事にしなさい」とはよくビジネス書で言われていることです。
でもどうやってそれをするか、今まで自分には分かりませんでした。
でも好きだからこそ仕事へのモチベーション、成果に結びつくことを実感するとこの言葉の真意が分かる気がします。2012/10/11
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・自信があるやつより、いっちゃってる人が強い
・周囲に認めてもらう前に自分で自分を認める
・99%の人は準備だけで人生を終える
サラリーマンは年がら年中独立準備中
過剰な準備は単なる現実逃避、準備不足でも行動して失敗しろ
・親や回りが反対する方を選べ
たいていの人は回りの価値観で話す。
・雑用を芸術的に仕上げる
・楽しい仕事はないが、楽しそうに仕事をする人はいる
眉間にしわを寄せて仕事をするのは出来ない人間。
・一番好きな人と会え
二番目に好きな人との時間は無駄
・時間のプレゼントが一番のプレゼント
・遅刻すればすべて台無し
・何をするかより何をしないか
・出世を否定した瞬間、お荷物コースまっしぐら
・力のある人間でなく結果をだす人間
・「納得できません」を続けると孤立無援になる
・「わかりません」ということがすべてのスタート
・情報を知識に、知識を知恵に
・一次情報がなにより強い。現場にいけ。
・打ち負かすのでなく、包み込む
・これだけは伝えたいということを持って、必ず伝える
・痛い事を言われたときは「なるほど」とにっこり笑って素直に認める
・人生すべてにおいて第一志望のことのみをやっていれば、時間はいくらでもある。
一番やりたいこと、一番好きな友達、恋人
・どちらでもいいと言わない(自分の人生をいきろ!)
・力まず、淡々と決断
・決断に時間をかけすぎるとやっぱり「やめておこう」になる
・一度逃げた決断からは死ぬまで追われ続ける
・挙手! -
p.54
「量をこなして、はじめて手の抜きかたが見えてくる。」
p.60
「何をするかより、誰とするか。」
p.68
「群れから脱出すると、時間が増える。」
p.70
「愚痴をやめると、時間が増える。」
p.72
「二番目に好きな人と過ごす時間は無駄。」
p.80
「一〇〇点目指して期限切れより、〇点でもいいから前日に提出。」
p.84
「何をするかより、何をしないか。」
p.94
「自分に実力がないのなら、陰口だけは言わないと決める。」
p.102
「現在群がっているグループで、あなたの一生が決まる。」
p.116
「立ち読みで終わる人は、傍観者で人生を終える人。」
p.132
『「わかりません」と言えることが、すべてのスタート。』
p.142
「一つの情報は、三ヶ所から集める。」
p.148
「情報で大切なのは、集めるより捨てること。」
p.170
「沈黙は、相手に破らせる。」
p.197
「『この人を好きになってはいけない』と
がんばり始めたら、それが恋のはじまり。
『この人を好きにならないといけない』
とがんばり始めたら、それが恋の終わり。」
p.228
「遅い決断は、どんなに正しくてもすべて不正解。」
p230
「決断に時間をかければかけるほど、
『やっぱりやめとくか』になる。 -
「大学時代の4年間で1万冊の書籍を読んだ」というくだりで、(著者とは本への向き合い方が違う)と、のっけから覚めた気持ちになりましたが、それでもさすが多書多読の人だけあり、選ばれた言葉は興味深いものばかりでした。
「人生」「仕事」「決断」「交渉」など、ジャンル別にまとめられており、わかりやすいです。
「おみくじで凶が出たら、チャンス」「周囲のひんしゅくを買ったら、チャンス」など、前向きな言葉が紹介されており、若干、中谷彰宏風だとも感じます。
「洗練された仲良し3人組というのは、この世に存在しない」という言葉には、くすりとしました。
ううむ、そうなの、かもしれません。
人生のもろもろの側面をビジネスに置き換える見方に即した言葉集というものは、ビジネス書に慣れていない身には刺激的。
心に残ったのは、
「本当に大切な人には物をプレゼントする以上に、会ってゆっくり話をする時間をプレゼントすることだ」ということ。
当たり前のことなのに、忙しい現代では、優先順位がいつの間にか逆になってしまっています。
「決断に時間をかける人というのは、何年たっても何十年たっても進化することはない」というのは、決断力の弱い自分にはなんともきついお言葉。
「退屈な模範解答より、ハッとするような不正解の方が尊い」には、文字通りハッとしました。
(なるほど)と納得する言葉だけでなく、耳の痛い言葉も多々紹介されています。
そうした刺激を受けて、発奮につながる本こそが、本当の意味での自己啓発本なのだろうと思いました。
タイトルにあるような20代のみに限定されず、10代でも、またいくつになっても読めばどこかしら触発される内容です。-
言葉には力があると思うんです。
その言葉に多く触れるにはたくさんの本と出合うことなんですよね。
大切な人へのプレゼントのページには改めて気...言葉には力があると思うんです。
その言葉に多く触れるにはたくさんの本と出合うことなんですよね。
大切な人へのプレゼントのページには改めて気付かされました。2012/10/11 -
atuki029さん、コメントをどうもありがとうございます。
言葉に支えられることは多いですし、簡潔なものほど胸に響いたりもするものですね。...atuki029さん、コメントをどうもありがとうございます。
言葉に支えられることは多いですし、簡潔なものほど胸に響いたりもするものですね。
なるべく、そういった言葉に触れていければいいですね。2012/10/19
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一番印象的だったのは、
人格とは何か。陰口を言わないことである。
陰口を言わないと決めれば、それだけで上位5%に入ることができる。 -
100の言葉が記載されている。
100の言葉の使い方は人それぞれだが、書いてあることは至極一般的である。
しかし啓発面であったり再認識の面では非常に有効な本であると感じた。
まずは一読して、そのあと気に入ったものから意識的に生活に取り込むと良いのかもしれない。 -
自己啓発本によくある言葉も多々あったが、気になったそれもあったので益としたい。
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言葉のみ読んだ。説明は読んでない。
なので、なるほどと思うのとなんでってのがあった。 -
文章が短くかつ具体的な状況を想定した上で書かれているため自分の現状に重なりスッと言葉が入ってくる。現実と理想のギャップに悩んでる人(自分含め)には役に立つと思う。
『人生、仕事、時間、組織、勉強、情報、交渉、友情、恋愛、決断』
に対してのメッセージが書かれており、痛い所をついてくる。今まで自分の中の常識が全く逆だった事に気付かされるカモ。すぐに読み終えるが奥が深い。 -
● 人生のすべては、あなたにとって特別な人に特別なことをしてあげるために存在する。
● 絶対的に「面白い仕事」と「面白くない仕事」というのが存在するわけではなくて、「面白そうに仕事をする人」と「つまらなさそうに仕事をする人」がいるだけなのだ。
● プロフェッショナルとアマチュアの決定的な違いは何か。すべてにおいて呆れるほどに当事者意識を持っているか否か、である。
● 勉強ほど贅沢な娯楽はない。
● 情報を知識に、知識を知恵に昇華させるのが、人間の仕事。
● 子どもが欲しいために結婚したら子どもが原因で、お金が欲しいために結婚したらお金が原因で離婚することになる。結婚は妥協するな。
● 一度決断から逃げると、必ず時差を経て別の形で同様の決断に迫られることになる。 -
2011.09.03~2011.09.05読了
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まもなく20代卒業という時に手に取った本。当たり前だなぁと思うことの方が多かったが、時折
ハッとさせられる項目もあり良い刺激を受けた。特に参考になったのは時間管理の部分。時間管理ができない上司を間近に見ている身としては、背筋が寒くなるような思いがした。たまに読み返して方向性を確認するには手軽で良いと思う。 -
この手の本にしては、なるほどなと思う言葉が多かった。
だらだら、くだくだと説教を並べる本と比べたら、非常に優秀だと思う。
個人的に「確かにな」と思ったのは、「難しいのは、この世で二番目以降に好きな人との付き合い方である」という一節。(うろ覚えなので細かいところは違うかも)
確かに、そこそこ好きな人との付き合いで精神はすり減る。