コーヒーが冷めないうちに

著者 :
  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763135070

感想・レビュー・書評

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  • 中学時代に読んだが、心温まる読みやすい作品。
    普段読書をしない人に特におすすめです。

  • 事件や事故以外で、生きていて後悔する事は、

    思いを伝えられなかったこと
    しっかり向き合わなかったこと

    なのかもなぁ


      

  • 中学生くらいの子供が登場した場面では、話の繋がりが見えなかったが、後でしっかりと伏線回収したので、気になってもう一回この部分を読んでしまった。特に、最後の章は感動で涙腺が緩んでしまった。1つ1つの物語がちゃんと作り込まれており、人気なのも納得です。表紙のデザインも可愛らしいよね!

  • 可愛らしい設定で、登場人物たちのキャラクターもはっきりしていて読みやすい。

    アニメを観るように読める本。

    アルツハイマーの夫とその妻の話に泣いた。

  • 語り手の目線がコロコロ変わって読者は混乱する。

    ナレーターはその人物の名前などを紹介するのに〜だろうかという推測するような文が、覚えたてのフレーズを使いたがっているようでイマイチ。

    ただ感動的なシーンは多く、それぞれハッピーエンドで終わるのは良い。1話目を除く3話は家族愛に纏わる話で、それぞれのクライマックスではうるりときた。

  • 不思議な喫茶店「フニクリフニクラ」、過去や未来行けるが様々な制限がある。こんな条件じゃストーリーとして成り立たないんじゃない?と思い読み進めたが、よく出来た話だなと感心しました。

    酷評されているクチコミもあったが、こねくり回した表現を使わずにストレートな分読みやすく感情移入しやすいと思いました。続編も読んでみようかな〜

  • 設定自体は面白いと思ったし、感動できたらいいなと思って買った記憶がある。
    でも4つともそんなに面白くなかったな……あるあるって感じの話に感じてしまって……。
    それに加えてワンピースの女の謎とか、なんで15年後に数達が北海道にいるのかとか、なんで娘が写真を撮りに来たのか(まあこれは母の顔を見るためだろうけど)とか、色々謎を残したまま終わったのが一番だるかった。シリーズものだから次作とかでやるんだろうけど(調べたら3作目とかで北海道編があるみたいですね)、その謎のためだけにベタベタ展開物語を読むのは退屈すぎる。
    絶妙に謎が残っていることと話自体がそんなに面白くなかったので評価低めだな……。記憶がなくなっていく夫とかもっと感動できるかと思ったんだけどな……。姉妹の話も……。親子の話とかもわりといつも泣く題材なんだけど、道中が短くて突然娘に会いに行く展開になって、物語の泣きどころをぽんと出されただけに感じてしまった。急にクライマックスがきても感動ってあんまりしないもんなんだな、と思った。

  • たくさんのルールに従わなければならないばかりか、現実を変えることもできない。それでも過去に戻って、言いたい、確かめたい、伝えたい、そんな最後の願いを叶えてくれる喫茶店。今後、過去に戻った彼らがどんな未来を選択するのか分からないが、きっと、もう過去に戻る必要のない選択を生きることだろう。
    喫茶店に行けば、白いワンピースを着た一人で座っている女性を探すようになるかもしれない。または、自分が白いワンピースを来て、この本を読みながらホットコーヒーを飲んでいるかもしれない。次はいつ喫茶店に行こうかな。

  • 気付いたら泣いてるし、気付いたら読み終わってた…内容がギュッと詰まってるのに文章が読みやすすぎる、次のシリーズも続編(?)になってるぽいから、絶対読む

  • 私にも、もう一度会って想いを伝えたい友人がいます。あの日で止まった時の針をこの小説の喫茶店にお邪魔して動かせることが出来たらどれだけ嬉しいだろう。読んでいるうちに何回も想像している自分がいました。登場人物たちが悩みながらもう過去と現在を行き来し、気持ちに区切りをつける様を見て少し羨ましかったです。あの日の私にこのカフェのことを教えてあげたい。そんな素敵な物語でした。

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著者プロフィール

大阪府茨木市出身。1971年生まれ。小説家・脚本家・演出家。舞台『コーヒーが冷めないうちに』第10回杉並演劇祭大賞受賞。同作小説は、本屋大賞2017にノミネートされ、2018年に映画化。川口プロヂュース代表として、舞台、YouTubeで活躍中。47都道府県で舞台『コーヒーが冷めないうちに』を上演するのが目下の夢。趣味は筋トレ、サウナ、シーシャ。モットーは「自分らしく生きる」。

「2023年 『やさしさを忘れぬうちに』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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