ぼくがラ-メンたべてるとき

著者 :
  • 教育画劇
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感想 : 186
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774610573

感想・レビュー・書評

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  • 大人への絵本かな!でも子どもにもいろんな世界を見せることができる!
    題名からは想像しえない世界観の絵本でした!!

    大人の方へ読んでもらいたい。

  • ◆その同じとき、遠くの国の子は…◆
    表紙のタイトルと絵からは思いもよらない内容です。同じ瞬間に別の場所で人々は何をしているのか、隣の子から隣の町へ、隣の町から隣の国へ、どんどん拡げていくと世界のどこかで戦争が起きています。この地球の上で今、どんなことが起こっているのでしょうか。平和に慣れた私たちには想像もつかない、そういう世界が実在するという事実がつきつけられます。言葉が少ない分、読み終えた後にずっしりとくる絵本です。

  • 最後は悲惨な話・・・

  • チラッと立ち読みしたら衝撃的なラストで(最後まで読むなよ)思わず買っちゃいました。

  • 図書館で借り。

    6歳児Aが「なんでロシアとウクライナは戦争してるの?」と先日言ってきたのだが、うーん、なんつって説明すればいいのだろう。と思いつつ、「これはお母さんの意見だけど」と私見を話した。

    で、そういう絵本や児童書がないかなー、と思っていろいろ巡ってた中で、平和について考える絵本として挙げられていたのがこの本。

    読み終わった後に、6歳が「たいへんなひともいるんだね」とポツリと言っていた。

  • 『朝のリレー』を小さな子どもにもわかりやすくした感じの絵本。
    ラーメンという日常的な風景から始まり、絵本なので視覚的に見れて同時に起こっていることがイメージしやすい。
    でも残念ながら子どもにはあまり響いてなかったので、また時間を置いて読ませたいです。

  • ぼくがラ―メン食べてる時、色んな人がなにをしているのか、日常が延々と描かれていたのだが、ある国の山の向こうで男の子が倒れていた。ただ風が吹いている。ぼくの背中でも風が吹いていたのだが、………小さな子どもには少し難しそうな方向になってきたので、すごい絵本なのですよね。

  • 最初は美味しそうにラーメンを食べている男の子から始まる。
    しかし、同時期に世界のどこかでは、命を落としている子どもがいる。

  • ぼくが「ラーメンをたべてる」同じ時、隣にいるネコの「ミケがあくびした」から始まって、地球上の他の国の子どもたちにつながっていきます。「あかちゃんおんぶ」「みずくんだ」「うしひいた」「パンをうっていた」などじっくりと考えさせられるシーンが続きます。自分以外の人々に思いを馳せることのできる想像力が大切だと痛感します。後半のページから裏表紙(子どもが立ち上がっている)の絵は、さらに大事な何かを深く問いかけてくるようです。児童向けですが、SDGs(エスディージーズ)の視点でも考えることのできる絵本とも言えるでしょう。

    (H.T.)

  • 読み聞かせに。3分。ぼくがラーメン食べてる時、隣の子は、隣の町の子は、遠くの国の子は…。ユーモラスな絵と繰り返しの文章で、世界では今も悲劇がおきている事実を知らされる。中、高学年に

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著者プロフィール

1961年、大阪府生まれ。『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』(BL出版) で絵本デビュー。ユーモアあふれる作品を多数発表。2003年『おたまさんのおかいさん』(解放出版社)で講談社出版文化賞絵本賞、2005年『いろはにほへと』(BL出版)で日本絵本賞を受賞。2008年『ぼくがラーメンたべてるとき』(教育画劇)で日本絵本賞、小学館児童出版文化賞を受賞。2019年『あめだま』(ブロンズ新社)で日本絵本賞翻訳絵本賞、読者賞受賞。2020年『マンマルさん』(クレヨンハウス)で産経児童出版文化賞翻訳作品賞、など多数受賞。

「2021年 『グーチョキパーのうた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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