リストランテ・パラディーゾ (Fx COMICS)

  • 太田出版
3.89
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感想 : 852
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778320140

感想・レビュー・書評

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  • イタリアのリストランテを舞台にした物語。給仕からコックさんに至るまで、従業員は老眼鏡をかけた紳士ってところがイイ!なんとも言えない色気を醸し出してます。この作者は絵柄も独特ですが、話の展開やセリフまわしがぐっとくるものが多くて好きです。どちらかというと映画を観ているような感じ。過去が語られる番外編もオススメ。

  • イタリアのレストラン、しかも紳士萌えで売っている謎のお店。でも、心地よい。そんなリストランテのオーナー夫人の娘が、ほっとかれること10年以上、ついに堪忍袋の緒が切れたとばかりにイタリアへ。母は、離婚して、オーナーと再婚していたので、娘とばれたくないと隠されてしまう。そのまま居座る娘は、お店で働き始めて、、、というストーリー。
    ホールスタッフの紳士クラウディオに恋する娘、そして、娘であると気がついていたオーナー、クラウディオの元妻はお店によくくる常連でと、一つ一つの日常の中に微妙に違和感を入れながら、自然に日々を過ごしていくような、さっと流れていまいそうになる文体、画質をキープしている。抑えたトーンがすごく透明感を増していて、それでいて毒もある。女性ならではの毒。そして、どこか、何考えているかわからない、そんな透明なクラウディオが女性的に美しく魅力的に映るのだろう。

  • ■書名

    書名:リストランテ・パラディーゾ
    著者:オノ・ナツメ

    ■概要

    老眼鏡の紳士が集まるリストランテにまつわる母娘を中心とした人間模様を描いた一冊。
    どこかシャープでどこかはかなくて、どこか温かい物語です。
    (amazon.co.jpより引用)

    ■感想

    リストランテを舞台にした、老紳士と母娘が織りなす人間模様を描いた漫画です。
    オノさんは言葉遣いもいいですが、キャラクターの表情が言葉をしゃべっているのが
    好きです。
    ああ、その表情はこの言葉だな~というのが、なんとなく伝わる感じ。
    読み手によって違う言葉を当てはめていて、違う意味を当てはめているのだろうけど
    それでも、物語がしっかり続いていくという秀逸なストーリーです。

    1巻で終わっていますが、楽しかったです。

  • アニメから入ったクチですが、原作は想像以上に素敵。ローマに行きたくなった。この作者の来歴が気になります。

  • 殆どアニメと一緒。絵柄が好き。

  • イラストに、強く惹き付けられる。
    理由はわからない。

  • 羽海野チカさんの帯コメというか
    漫画に釣られて(むせび泣くやつ)
    初めて読んだオノナツメ作品
    まあ ハマりましたよ
    じじいが可愛いってどういう感情

  • これはもうバイブル。おいしい料理と素敵な人々の関係性が一気に味わえる最高のレストランへようこそ!

  • オシャレなイタリア映画でも見ているような雰囲気が終始緩むことなく続くので読んでいてまあまあ良い気分になれますが、途中ヒロインが感情に任せてパスタを投げつけたシーンでエ!!!となり、その後ずっとモヤモヤしました。味に不満があるわけでもないのにリストランテの従業員に店のパスタを投げつけるのは如何なものでしょうか。かなりのpunkだと思います。
    雰囲気以外は薬にも毒にもならないといった感じ。しかしオシャレな雰囲気でありながら個人的に絵がオタクくさすぎると感じるのであまり好きではないです。

  • 改めて読むと本当に秀逸でときめきを取り戻させてくれる。素晴らしい作品です。
    オノナツメさんの作品気に入ったものは手元に置いておくことにする

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著者プロフィール

2003年『LA QUINTA CAMERA』 でデビュー。『さらい屋五葉』(全8巻/小学館)『リストランテ・パラディーゾ』(全4巻/太田出版)『ACCA13区監察課』(全6巻/スクウェア・エニックス)など映像化作品も多数。
「モーニング・ツー」では『Danza』(全1巻)『COPPERS』(全2巻)『つらつらわらじ』(全5巻)『ハヴ・ア・グレイト・サンデー』(全4巻)を連載。

「2023年 『ザ・ゲームスターズ(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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