虹ヶ原 ホログラフ

著者 :
  • 太田出版
3.54
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本棚登録 : 3882
感想 : 363
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778320201

感想・レビュー・書評

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  • ほとんどの登場人物が闇を抱えている。浅野いにおのキャラはこの闇が魅力。
    ただしストーリーが抽象的すぎて消化不良あり。

  • メガネの正体を知った時の不気味さは格別ですが全体的に難しい話。

  • 浅野いにお的、ゼロ年代の風景。
    結構難解。

  • 「ニッポン戦後サブカルチャー史」から。ソラニン振り。やはり好きでもない絵柄なのに、3回も読み返させる絡みに絡まった群像劇的ストーリーはおもしろかった。最後は解説を頼った。みんなのレビューをざっとまとめると「わからん」「暗い」「鬱」にいおと言った人2人。もちろん読んでハッピーにはならない

  • 内容が自分と合わないと思っていたので読まずにいた作品。
    NHKの『日本戦後サブカルチャー史』で紹介されていたので読んでみた。
    なんとも評価のしようがない。
    読み手によって、どうにでも解釈できるけど、少なくとも道徳的ではないので、
    内容的に人を選ぶ。
    普通の漫画誌では連載できないと思われるくらい、とんがってる。
    物語は嫌いじゃないけど、相変わらず浅野いにおの描くキャラクターは苦手。
    読んでないけど岡崎京子の『リバーズ・エッジ』の延長上にあるのかな、という気がする。

  • 単純に言ってしまえば怖かった。
    何がどうなっているのか分からなくて、ただ読み終えた。
    難しいです。
    でも、私はこの暗さが苦手ですが、本当にすごいと思いました。
    他との違いがこんなに理解できていなくても伝わってきました。
    作り方が過去も未来も沢山の人の記憶を全部切り刻んで貼り付けてできたのがこの漫画…というイメージをもちました。
    もう一度半分ほどまで読み直して、「あ…このシーンは」とぱらぱら辞書のようにめくって読みましたが、
    私の頭では理解に乏しい…
    でも、理解したいと思える奥深さです。
    プンプン同様、暗いし好きにはなれないけれど、色んな意味が込められている気がする。

  • 人は大人になるにつれて我慢を覚える。踏み出すその一歩がどっちの方向を向くかで未来は変わる。そして、世界は狭いんだ。

  • 何度も忘れた頃に読むマンガ。
    作り方がうまい。いにおさんの中で一番好き。

  • 久々に読み返した。
    残酷な世界でも、自分の考え方次第で素晴らしいものに変わる、ってことが言いたいのかなあと。
    ポジティブな話だと思います。

  • すべての物語が、
    『どう生きるのかは貴方次第』
    ということを繰り返し伝えている。
    それなのに・・・。
    白昼夢のような、ぞくっとするリアルな物語。
    おぞましさがある。

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著者プロフィール

1980年生まれ、漫画家。1998年、デビュー。日本の青年誌漫画を牽引してきた作家のひとり。主な作品に、『ソラニン』『おやすみプンプン』『うみべの女の子』『零落』など多数。『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』を連載中。

「2019年 『漫画家入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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