カ-ル・ロジャ-ズ入門: 自分が“自分”になるということ

著者 :
  • コスモス・ライブラリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784795223653

感想・レビュー・書評

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  • 著者の諸富先生には千葉大学で、道徳を教わりました。自分の偏屈な価値観を揺さぶられた思い出があります。
    カール・ロジャーズ自身の抑圧された幼少期こそが、真の自分探しに目を向けるきっかけになったんだな〜と思いました。
    教育においても彼の思想は広く受け入れられてると思います。
    悩める青少年にぜひ読んでほしいです。

  • んーっ。悪い本ではないのだけれど、入門と言うより、評伝と言った方が正確かも。360頁も費やしていながら、副題に掲げられたテーマも深くは掘り下げられていないし、心理学史におけるロジャーズの理論、実践の意義も触れられていないし。版を重ねている本だけに、残念な点が目立ちました。

  • 「ロジャーズ入門書」としてはかなりの良書。

  • 抑圧家族に育たなければ、来談者中心療法に至らなかったのかなぁ~と思えば、悩み、苦しみも人生に必要なものなのかもしれない。自身の中年期の危機に際して、弟子のカウンセリングを受けるあたりが、好感持てますね。

  • ロジャーズの生い立ち、基本的な考え方、臨床の場での取り組み方などが余すところなく書かれています。

  • なんでこんなの読んだんだ?課題だったっけかなぁ?

  • ロジャーズの歴史が良く分かり、なぜクライアント中心療法に至ったかの経緯が良く分かる。


    100402 通読。

  • 現在中断中。

  • 2005

  • 大学で心理学を学んでいない
    人でも出来る技法 

    それがロジャースの技法

    ロジャースのカウンセリングは、彼ならではの"天賦の才能"によってなされた感があります。彼には相談に来たクライエントに心を開かせる独自の人間的魅力があったと思われます。「クライエント中心療法」と言っても、ただ話を共感して聴くのみで良くなっていったとは、とても思えません。

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著者プロフィール

筑波大学人間学類卒業、同大学院博士課程修了。英国イーストアングリア大学、米国トランスパーソナル心理学研究所客員研究員、千葉大学教育学部講師、助教授を経て、明治大学文学部教授。教育学博士。日本トランスパーソナル学会会長、日本カウンセリング学会認定カウンセラー会理事、日本生徒指導学会理事。臨床心理士、上級教育カウンセラー、学会認定カウンセラーなどの資格を保有。テレビ、ラジオ出演多数。著書に『カール・ロジャーズ カウンセリングの原点』(角川選書)、『フランクル心理学入門 どんな時も人生には意味がある』(角川ソフィア文庫)、『はじめてのカウンセリング入門 上 カウンセリングとは何か』『下 ほんものの傾聴を学ぶ』(ともに誠心書房)、『思春期のこの育て方』(WAVE出版)、『50代からは3年単位で生きなさい』(KAWADE夢新書)など多数。

「2022年 『プロカウンセラーが教える 1on1コミュニケーション入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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