カ-ル・ロジャ-ズ入門: 自分が“自分”になるということ
- コスモス・ライブラリー (1997年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
- / ISBN・EAN: 9784795223653
感想・レビュー・書評
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著者の諸富先生には千葉大学で、道徳を教わりました。自分の偏屈な価値観を揺さぶられた思い出があります。
カール・ロジャーズ自身の抑圧された幼少期こそが、真の自分探しに目を向けるきっかけになったんだな〜と思いました。
教育においても彼の思想は広く受け入れられてると思います。
悩める青少年にぜひ読んでほしいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
んーっ。悪い本ではないのだけれど、入門と言うより、評伝と言った方が正確かも。360頁も費やしていながら、副題に掲げられたテーマも深くは掘り下げられていないし、心理学史におけるロジャーズの理論、実践の意義も触れられていないし。版を重ねている本だけに、残念な点が目立ちました。
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「ロジャーズ入門書」としてはかなりの良書。
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抑圧家族に育たなければ、来談者中心療法に至らなかったのかなぁ~と思えば、悩み、苦しみも人生に必要なものなのかもしれない。自身の中年期の危機に際して、弟子のカウンセリングを受けるあたりが、好感持てますね。
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ロジャーズの生い立ち、基本的な考え方、臨床の場での取り組み方などが余すところなく書かれています。
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なんでこんなの読んだんだ?課題だったっけかなぁ?
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ロジャーズの歴史が良く分かり、なぜクライアント中心療法に至ったかの経緯が良く分かる。
100402 通読。 -
現在中断中。
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2005
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大学で心理学を学んでいない
人でも出来る技法
それがロジャースの技法
ロジャースのカウンセリングは、彼ならではの"天賦の才能"によってなされた感があります。彼には相談に来たクライエントに心を開かせる独自の人間的魅力があったと思われます。「クライエント中心療法」と言っても、ただ話を共感して聴くのみで良くなっていったとは、とても思えません。