- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796647229
感想・レビュー・書評
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ラ・トゥールの絵好きなので楽しんで読めました
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うーん…なんていうか…。
あらゆることが想定内でシタ。
どうせなら主人公がもっとえげつないこと
やってくれたら良かったのにw -
名画を巡るミステリ。どうも終結がごちゃごちゃっとした感はあるけれど、スピーディな展開でさくっと読める作品。
「名画の隠し場所」ってのがメインといえばメインの謎かな。だけど一番「やられた!」と思ったのは、ラストで犯人と対峙する主人公の狙い。まさかこんなにしたたかだったとはね~。 -
おもしろかった☆こーいうの好き♪ ☆は4.5くらい。
2008.8.29 -
出版社 / 著者からの内容紹介
第2回『このミス』大賞受賞作家第2弾!
フランス絵画史最大の謎 ラ・トゥール畢生の名画を探し出せ!
三十年前、謎の自殺を遂げた天才画家・鷲沢絖。その妻の死体が、鷲沢邸から発見された。遺産相続人として母を指名された高林紗貴は、屋敷からある絵画がなくなっていることに気づく。作者はジョルジュ・ド・ラ・トゥール、フランス絵画史における最も謎めいた画家。計り知れない価値を秘めたその絵画の行方を探り始めた紗貴だったが、同時に周辺で不気味な出来事が起こり始める。
内容(「BOOK」データベースより)
三十年前、顔を切り裂き、謎の自殺を遂げた天才画家・鷲沢絖。その妻の死体が、今ではゴミ屋敷と呼ばれている鷲沢邸から発見された。しかもその顔はどす黒く変色し、どろりと溶けていた。遺産相続人として母を指名された高林紗貴は、屋敷からある絵画がなくなっていることに気づく。作者はジョルジュ・ド・ラ・トゥール、約二百六十年の長きにわたり忘れ去られていた、フランス絵画史における最も謎めいた画家。計り知れない価値を秘めたその絵画の行方を探り始めた紗貴だったが、同時に周辺で不気味な出来事が起こり始める。年若い紗貴の恋人、相続を巡りライバル関係にある青年、姿を消してしまった絵画コレクターの父。いったい誰が味方で誰が敵なのか。ラ・トゥールと、見る者の心を揺さぶる鷲沢絖の断筆「顔を引き裂かれた自画像」。―これらの絵画に隠された真実とは。 -
おもしれー!エッジかっこよかったー。でも相続系のミステリは頭がごちゃごちゃで大変です
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絵画と遺産をめぐる推理モノ。
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どちらかというと「パーフェクト・プラン」の方が面白かったですが、話の好みとしてはこちらが好きです。絵が好きなので。
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愉しめる佳作。人物設定に面白さがある点も良いのかも…。ただ、ちょっとやり過ぎの感もアリ。
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『このミス』大賞受賞作の前作よりもこの本のほうが好きです。主人公が少しやり過ぎかなと思うこともありますがね。