ブレイクスルー・トライアル ~第5回『このミステリーがすごい!』大賞 大賞受賞作~
- 宝島社 (2007年1月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796656733
感想・レビュー・書評
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登場人物はみんな良くて、読みはじめたらぐいぐい読めて面白かったけど、途中ちょっと間延びしてたかな。
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設定と題名は最高によくできているのに今一つ印象が弱かった。いい素材も料理方法を間違えると・・・と言う感想。ミステリーとして、隠された不正の証拠とは何か、人知れずダイヤを隠したのは誰かなどといった問題はなかなか興味深いのだが、それらの問題もあっけなく解ける感じがしてもったいない。いろんなチームがゲームに参加してと言う設定のみにこだわったほうがよかったのではないか、そんな気がする。捻りよりもシンプルさが欲しかったかな、次作もあるようなのでそちらに期待。
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『このミステリーがすごい!』の第5回大賞受賞作。ってことで読んでみましたが…。
ブレイクスルーにトライアルする話。いまいちミステリーって感じがしなかった。
ボリュームあるけど、読後感はいまいちかな。 -
ブレイクスルートライアルという、懸賞金1億円のイベントに参加する主人公達。それは、警備の凄い研究施設に侵入し、制限時間内にあるものを持って帰るというもの。
主人公達の視点、ひょんなことから参加することになった強盗たち、研究施設を管理する頑固なおじいさん、そのおじいさんの娘と様々な視点からストーリーが始まり、途中からすべて絡んでくる。その絶妙なミックス具合は面白い。 ただ、蛇足な説明などもあり、余計な文章もあった。もう少し話をコンパクトに出来たら★5こ。 -
展開が読めてしまい、読み応えが少なかった。
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防犯システムを破るゲーム、とそれだけでなんだか楽しいです。
スパイ行為をしたり、様々な陰謀が絡み合ったりの展開もおもしろいのですが、いまいち展開が盛り上がりきれず、どたばた劇も感動も中途半端な印象がありました。
ただ、とっても読みやすくさらりと楽しめます。
続編があるならば、軽快さはこのままにレベルアップを期待して読みたいです。 -
ミステリー大賞受賞作って聞いて、結構期待してただけにがっかり感もでかかった。
ウィットの効いた文章を目指してた感満載だけに、ちょっと痛い。とくにチャプターの終わりかた辺り。くすりと来ずにアチャッってなる。
読み始めの感想が、「何これ、ラノベくさい」だったから、余計にラノベを連想させる言い回しが目に付いたってのもある。
第一印象があまりよろしくなかっただけに、ブレイクスルーの内容もいまひとつ。
超ハイテクセキュリティー満載、の割には、易々と進入できてるし、まったく別の目的を持った男たちが一同に会する!割には、みんな驚きが少ないし。
かといって、秘密を打ち明けた後も続く友情に涙するほどには、キャラクターに移入させてくれないし。
そもそもミステリー大賞!というか、ミステリーじゃなくね、これ?
エンディングがきても達成感がないし、ブレイクスルーのときのハラハラ感もない。
一歩引いたところから、へー、ふーん、って淡々と眺めてる感じ。
青春マッタリ系小説ならいいかもだけど、こういうアドベンチャー系は、のめり込ませてなんぼでしょ?と思った。 -
なかなかブレイクスルー(突破)に話が進まないので、少し飽きてきたのですが、最後のほうは面白く読みました。ミステリーと言うよりも冒険小説といった方が良い気がします。
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途中間伸び感があったけど、エンターテイメント小説として、楽しめた。