追憶の雨の日々

著者 :
  • 宝島社
3.21
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本棚登録 : 131
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796672153

感想・レビュー・書評

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  • AMAZONで紹介されたので購入。
    なんか題名とカバーの雰囲気にだまされた感あり。

    たりんなー。

  • これを読むと、無性に雨が恋しくなるのです。

  • 切なさのなかに優しさが感じられる作品。変わっていくものと変わらないものが、丁寧に描かれていた。

  • 買った女は昔の恋人。ダメな二人の話

  • 買った女が中学の同級生だった。その彼女と同棲する話。

  • 最後の数行で泣かされました。

  • 今までの浅倉さんとは随分イメージの異なった一冊な気がする。文章はとても綺麗だがラストへの結び付きやストーリーの運び方などとても意外だった。このラストは浅倉さんらしくなくてあまり好きじゃないかも。いきなり的な部分も多かったし、現実的なのか空想的なのかも曖昧で読了後はもやもやとした感情だけが残った。

  • 偶然再会した中学の時同級生だった女性と始めた同居。幸せなはずのシーンでも、それが追憶であると分かっているから切なくなる。
    2009/12/18

  • あの時ちゃんと話を聞いていれば…こうしていれば…後悔はあとからやってくる。
    何かを隠したままでは幸せにはなれないんだ。

  • 必要以上に他人と関わることもなく停滞した日常を送る司法書士の祐司が、気まぐれに呼んだコールガールは、かつての同級生だった。偶然の再会から、ふたりがともに暮らした日々を、祐司が悔恨に満ちた口調で振り返る物語だ。
    最初から理不尽な別れは示唆されており、話の展開は想像通り。センシティブな作風や洒落たモノや比喩が登場する文体も、悪くはないと思うのだけれど、大崎善生など、他の作家の作品と真っ向からかぶっていて、どこかで読んだことがあるような話だ、という最初の印象が最後まで拭えなかった。
    なんとも思わせぶりなままに話は終わってしまい、拍子抜けした。よくある<他者とうまく関係を築けない繊細な人間の恋愛小説>、といったかんじ。

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著者プロフィール

作家・翻訳家。東京大学文学部卒。レコード会社洋楽部ディレクター等を経て作家に。
著書に『四日間の奇蹟』、『君の名残を』(以上宝島社)、『黄蝶舞う』(PHP研究所)ほか、訳書に『安アパートのディスコクイーン─トレイシー・ソーン自伝』、『フェイス・イット─デボラ・ハリー自伝』(以上ele-king books)、マット・ヘイグ『ミッドナイト・ライブラリー』(ハーパーコリンズ・ジャパン)、テイラー・ジェンキンス・リード『デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃』(左右社)など多数。

「2022年 『ボクのクソリプ奮闘記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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