キングスマン:ザ・シークレット・サービス (ShoPro Books)

  • 小学館集英社プロダクション
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本棚登録 : 47
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796875486

感想・レビュー・書評

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  • 映画「キングスマン」の原作となる巨匠マーク・ミラーの作品。映画版の監督であるマシュー・ヴォーンが最初から原案にかかわっているあたりがとても興味深いところ。

    やや古めかしさを感じるようなスパイ道具や、作戦のためなら少々汚いことでもやるものの、それでもどこか優雅さが残るスパイらしさなど、あとがきで言及されている通り「かつてのスパイもの」を現代によみがえらせたような作品としてとても良い。

    出自に関わらず人は変われる、というようなテーマ性も原作がもともと持っている魅力であり、そこに関しては映画版とは少々違うアプローチをしている印象。

    ただこのままでは地味すぎる展開も多く、むしろ映画化に辺り編集した部分がとても映像映えするようになっていて、改めて映画版の魅力を再確認できた。

    映画版ファンには差異に注目しつつ一読しておいてほしい。

  • おおお面白かったー…!スマートな顔して超絶強い英国紳士、カコイイ高級紳士小物、そして後半のヒャッハ-感!
    (@ユナイテッドシネマ豊洲)

  • ミラー式の過激なブッ飛んだサクセスストーリーとして軽快にも楽しめるし、変なとこで地に足も付いていて言ってみれば愛情と信頼、尊敬の物語として素直にグッときちゃう。ギボンズの骨太の画にライトなCG着彩のボカシや陰影は今イチでもったいない。

  • イギリスの最下層で救いのない日々を送っている少年エグジー。ある日、そんな姿を見かねた親戚のジャックから、彼は驚くべき秘密を告げられる―「じつは自分はMI6のスパイなんだ」!?そして才能を見込まれたエグジーも、エリートぞろいのスパイ学校に入学することになるが…。落ちこぼれのエグジーは、謎のセレブ誘拐事件が頻発する世界を救うヒーローになれるのか?
    『キック・アス』のマーク・ミラー×『ウォッチメン』のデイブ・ギボンズ!アメコミ界最強タッグが放つ、新世代スパイアクション!!
    「キングスマン」の原作グラフィックノベル。
    あとがきによると、マーク・ミラーとマシュー・ヴォーンは最近のリアルでシリアス志向のスパイ映画とは違った奇想天外で痛快なスパイ映画を作りたいということで、このグラフィックノベルを書きました。
    冒頭の誘拐されたマーク・ハミルを救出するミッションが失敗したのが経費節減で安く作った装備の故障が原因、スパイの訓練の初日が通勤中のロンドンっ子から小銭に恵んでもらうことで相手に頼みを聞いてもらう能力や都市部での適応力を鍛えたり、パーティで女性をゲットする訓練をしたり、ファッションの指南を受けたり、人類滅亡を企むアーノルド博士がマーク・ハミルたちを誘拐したのが彼らのファンだからなど、マーク・ミラー独特のひねったユーモアが効いています。
    貧しい家庭に育ちグレていたゲイリーが敏腕スパイのジャックからスパイの訓練を受ける中で、エリートばかりの他の訓練生に陰口を叩かれへこみながらも一人前の男として成長していく展開も「キックアス」「ウォンテッド」でも描かれたマーク・ミラーお得意の青春模様で、ド派手なアクションも盛りだくさんで痛快なスパイアクション・グラフィックノベルでした。

  • 映画と微妙に設定が違う

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