マッキンゼーのエリートはノートに何を書いているのか トップコンサルタントの考える技術・書く技術
- SBクリエイティブ (2015年2月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797382013
感想・レビュー・書評
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「このメソッドはコンサルタント特有で有効なのではなく、全ての仕事において大切である」というメッセージが要所要所で折り込まれ、自分の仕事ぶりを省みるよう意識づけられて良かった。日々漫然と「こなして」しまっていた仕事も問題解決に向けて意識的に行うことで、有効な思考訓練になるのだと思った。
ただこの方、もうマッキンゼーを退社しているのに「マッキンゼーのメソッド」と強調しすぎじゃない?タイトルに社名を入れて話題を集めるのは良いとして、本文であまりにマッキンゼーを連呼するのでどうも「辞めた割に古巣にべったりだなー」という印象が残ってしまった。他にもシリーズで何冊か出てるようだし…。詳細をみるコメント1件をすべて表示-
ももさん2020/11/2 二度目の読了…途中までは読んだ覚えがあったが、後半はさっぱり。やはりいくらインプットしたところで実践しないと身に付かない...2020/11/2 二度目の読了…途中までは読んだ覚えがあったが、後半はさっぱり。やはりいくらインプットしたところで実践しないと身に付かない、と反省。2020/11/02
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具体的に見えていないものは改善が難しい。自分の行動も最低30分、できれば15分単位で細く見える化すると改善の打ち手が見えてくる
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"ノート術=思考の流れ。
ビジネスの現場で、切れる人はどんな思考の流れで物事をとらえて様々な課題を解決しているのかを知りたくて購入。
私の要求に対しての満足度は低くない。
フレームワークの活用
パーキンソンの法則の活用
ピラミッドストラクチャー
問題解決の4ステップ。イシュー、仮説、仮説の検証、アウトプット
など。" -
読み終わりました。
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以下で書評を紹介しています。
<a href=\"http://blog.yhasegawa.biz/archives/2015/12/27132622.php\" target=\"_blank\">http://blog.yhasegawa.biz/archives/2015/12/27132622.php</a> -
色々な資料を作るのにかなりいいと思った。
自分がもともとやっていたやり方に近かったものは取り入れては実践しているし、資料づくりのスピードはあがると思う。
もう少し簡単に書いてあるといいんだけど。 -
ノートを思考を深めるツールとして使う方法。
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マッキンゼーのエリートはノートに何を書いているのか
2015/2/27 著:大嶋 祥誉
マッキンゼーでは何のためにノートをつくり、ノートを使うのか。答えは、シンプル。問題解決を行うために、ノートを「思考ツール」「問題解決ツール」として使う。
真の問題を定義し、問題そのものを構造化し、事実と、そこから導き出せる解釈、そして解決策となる行動までをノート上で明らかにするために、自分の手を動かすのである。
構成は以下の4章から成る。
①プロフェッショナル・ノートの流儀
②「問題解決ノート」の使い方
③ノートで結果を出す
④ノートで自分を磨く
本書はノートをきれいにまとめるようなノート術ではない。
真因をとらえ、構造化し、それを乗り越える課題を見つけ、行動していくための解決策を導き出すためのプロセス上でノートをツールとして活用する手法が説明されている。ノートを使って手を動かしながら思考整理することをノート思考と名付けわかりやすく体系的にそれが述べられている。
日常生活上でもポンと出された解決策をよくわからず実行するのではなく、自分なりにその解決策が出されたプロセスについて考え自分で一度そこまで導き出すことがどこかのタイミングでは必要になる。
最初はよくわからないかもしれないが、本書を片手に試行錯誤することによってその力は確実に身につく。それを可能にしてくれる一冊。