日本人のための憲法原論

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  • 集英社インターナショナル
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797671452

感想・レビュー・書評

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  • iPhoneの無料アプリの六法全書を落として、日本国憲法
    を読み、憲法について改めて知識を得たいと思って、
    図書館でこの本を手に取りました。
    そもそもは今の政情、民主党の無能さ、明らかにおかしい
    政策に憤りを感じていることが、そう思う動機であったわけ
    でありますが、キリスト教に関して言えば、ルターの宗教改革
    くらいしか憶えていなかった自分にとって、この本で紹介される
    歴史的な背景はとても勉強になりました。
    紹介されている文献を読み進め、勉強したいと思います。

  • こいつが居なきゃ社会学なんか専攻しなかった。こいつは俺の人生を変え続けてる。この本自体はフツーに面白いレヴェル。


  • もっともっと読まれるべき本だと思います。

  • たぶんわたしが読むべき本。
    だけどお金がないよー

  • ・議会と民主主義は無関係(ナチ御用学者カール・シュミット)
    ・ヒトラーの経済センス
    ・刑法は裁判官を縛るもの
    ・プロテスタンティズムと資本主義。資本の投下だけでは資本主義は発生しない(中国)
    ・キリスト教(日本は天皇教?)
    小説でもないのに感動。

  • この本にももっと早く出会うべきでした。
    もったいない事をした。
    何故もっと早く読まなかったのだろうか?
    ハンセイ

  • この本は「憲法」の本であるが、単なる「憲法」の本ではない。もちろん、日本国憲法の条文解釈の本でもない。そんな視野の狭い話ではなく、「近代法」そのものを社会科学的見地から解き明かした本である。「憲法」に関する本を一冊だけ読めと言われたら、有無を言わさず本書をお勧めする。そのくらい素晴らしい本だ。「法学」や「政治学」の枠を超えられない学者には絶対書けない本である。さすが社会科学の碩学である。

  • 一般教養必読書

  • 社会系の学問をすべて統合し、今の日本における問題を正すには憲法に行き着くと結論付けた小室氏。改憲、護憲の議論の前に死んでしまった日本国憲法をよみがえらせるには民主主義の思想、資本主義の精神に立ち返らなければならない。社会主義国となりはてた日本の傷は深いみたいです。あとアメリカの民主化政策の無謀っぷりも痛感させられます。(2006/7/16読了)

  • 小室さんの書籍にはずれはない

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著者プロフィール

1932年、東京生まれ。京都大学理学部数学科卒。大阪大学大学院経済学研究科中退、東京大学大学院法学政治学研究科修了。マサチューセッツ工科大学、ミシガン大学、ハーバード大学に留学。1972年、東京大学から法学博士号を授与される。2010年没。著書は『ソビエト帝国の崩壊』『韓国の悲劇』『日本人のための経済原論』『日本人のための宗教原論』『戦争と国際法を知らない日本人へ』他多数。渡部昇一氏との共著に『自ら国を潰すのか』『封印の昭和史』がある。

「2023年 『「天皇」の原理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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