なぜあなたはその仕事を先送りしてしまうのか?

  • 秀和システム
3.26
  • (8)
  • (11)
  • (37)
  • (10)
  • (0)
本棚登録 : 220
感想 : 26
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798009155

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み

  • 具体的な改善プロセスが書かれていて即実践ができます。
    部下のマネジメントに役立ちそうです。

  • 手元に置いたまま、たまたま似た内容のセミナーのあとに読んだので内容は入ってきました。 本だけでも、先送りしていたのは感情のメカニズムだというのは納得だと思います。 ただ行動に結びつけるのは書いてあることだけでは難しいかな。

  • チェック項目14箇所。行動を妨げている心理的課題を克服していくことで、実際に行動することができるようになる。自分自身と向き合うことが必要。すべての人間には心理的課題を乗り越える能力がある。行動の”妨げになるもの”を取り除く。思考レベル・・・頭の中では具体的にどのようなことを考えているか明確にする、感情レベル・・・どのような感情が沸き起こっているかということを認識する、行動レベル・・・知らず知らずについついやってしまう逃避的な行動を確認。感情は思考とセット・・・うまくできるだろうかという”不安”など。先送りの心理・・・完璧を目指してしまう、効率を求める、結果を怖がる、ニーズがないことをしようとしている、可能性を狭くすることを恐れる。わだかまりが生じる原因は他人に対する期待や自分の中にあるこだわりが満たされないこと。期待やこだわりを把握する。執着を手放すために・・・自分が執着していることをリストに挙げる。

  • タイトルから、全く想像もしなかった心理学の話。
    自分の今の行動は、過去に起こった出来事に対応する為に構築された考えの結果。
    「〜すべき」という信念にとらわれず、ありのままに自分を受け入れる事が大事だという事に気付いた。
    さらに、これを知っていると、他の人と接する時にかなり有効に働くのではないかと個人的に思った。この本は豊作。

    にしても、自分の考えている事をズバズバ当てられているのに驚いたし、作者の執着の大部分が自分にも当てはまっていたので、みんなそういう執着に縛られているんだなぁと気付き、心が楽になった。
    心の根っこから、手取り足取り"ほつれ"ほどいてくれる、そんな本。

  • 「踏み出せないときの心理」についてすっきりまとめられているという感じ。最後の著者の執着リストには共感できる。だけど、自分自身の考え方と似すぎて新たな発見はなかった。

  • 自分を振りかえってまずはよく考えることが大事っぽいです。

  • 効率を求めすぎてしまう/カンペキを目指しすぎてしまう/結果を恐れてしまう…など、仕事を先送りしてしまう心理を読む

  • 思考レベルで、不都合な信条体系を見直す(信条体系から自動思考が勝手に出てくる)例えば、完璧でなければならないという信条体系、完璧にできることってあるの。→感情レベルで、ネガティブな感情を克服する。他人のせいにする、自分のせいにするとのバランス、冷静に対処する自分へ→行動レベルで、やるべきことを具体的にする。理想的な目指すべき状態。それを実現するにはどうすればいいかを考える解決思考。私が○○できる人だとしたら、何を考え、まず何をするだろうか?(アウトオブザボックスアプローチ)行動を左右しているのは「恐怖心」。最後は、執着を手放す。人間万事塞翁が馬。

  • 自分で自分をカウンセリングすることができる本。
    物事をひとつの面からだけでなく、別の面から捉えられるような気づきを与えてくれる。

  • いやなことを先送りしてしまう人の心理がわかります。
    だから、仕事が進まなかったんだ・・と納得しました。

全26件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

心理カウンセラー。株式会社グラン・スポール代表取締役。国際基督教大学教養学部卒業。NTTで法人営業と広告企画を経験した後、地元の仙台に戻ってスポーツクラブ経営に携わる。企業を経営する上で人間心理を理解する必要性を痛感し、元横浜国立大学准教授の堀之内高久氏(現メンタリング研究所スーパーバイザー)に師事して心理カウンセリングを学び、現在は、頑張っている人が抱える悩みの解消をテーマに、講演、カウンセリング、メンタルトレーニングを行う。
『「やる気」のある自分に出会える本』(スリーエーネットワーク)、『仕事の悩みを引きずらない技術』(PHP研究所)他、著書多数。

「2016年 『3分で立ち直る方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

笹氣健治の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×