- Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798101521
作品紹介・あらすじ
ドリームキャスト、PC98、レーザーディスクはなぜ、市場から消えたのか。すべての答えは、ハイテクの落とし穴キャズムにあった。
感想・レビュー・書評
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課題図書。
ふんわり理解だったキャズムの解像度が上がった。実利主義者の取り込みが大事だけどどうやるのさ〜というのに答えていてよかった。
ホールプロダクトってこの時代から言われてた概念なんだなーと勉強になりました。
セールス周りのところは流し読み詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新規事業を立ち上げ、売上が立ってくる。その後に訪れるキャズム(=溝)を越える事が大変である。について書かれた、マーケティングの古典。
20年ぶりに再読したが、事例は古くとも普遍性は変わらない。
2014年に事例を刷新したver.2版がある。
@BizHack1 #キャズム
https://amzn.to/3DpPYl2
2023/08/05 -
最初に読もうと思ってからだと、10年以上経っていると思います。
この本を読んで、キャズムについて、いろいろ勘違いしていたことや、かなりの理解不足であったことがわかりました。
そしておそらく、「キャズム」を口にする人の多くは、この本を読む前の自分同様、キャズムに関して勘違いしていたり、理解不足だったりするのではないかと思います(そういう人たちとの会話から察するに)。
アーリー・アダプター(ビジョナリー)と、アーリー・マジョリティ(実利主義者)の間の溝(キャズム)の発生は、ある種、必然ではあるものの、そこを超えられる可能性はあり、この本では、キャズムを超えるための方法が、丁寧に説明されています。
とはいえ、その方法を実行するのは、決して簡単ではなく、しかも、リソースや組織のあり方の変更も含めた方法であることを考えると、かなりハードルは高いと思います。
ただ、信憑性はありそうな方法なので、試してみる価値はありそうです。 -
翻訳本特有の読みづらさ、言い回しの難しさはあるが、企業経営として面白い
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以下を詳細に知りたい人は読めばいいと思うが、ネットにある情報を得るだけで良いような気もする。
・キャズム理論のグラフ
・アーリーアダプターとアーリーマジョリティの間に溝があり、飛び越えるのが困難 -
返却期限が来てしまったことから、後半は飛ばし読みしてしまった。様々な製品がうまくローンチできない状況を非常によく説明していると感じた。キャズムという状況について説明しているだけかと思ったが、さらにその状況を打開するための方策にまで言及されていて、非常に良書だと思う。
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ビジョナリー(進歩派)で構成される初期市場から、多数の実利主義者で構成されるメインストリーム市場への移り変わるところにある、キャズム(深い溝)があり、それを乗り越えたものが財をなす。ハイテク関係者のためのマーケティングの本。
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・10年前の書籍だが、普遍的な法則のため、筆者が変わらないことが確認できた。
・商品は、「テクノロジーサイクル」を意識したマーケティングが必要だ。
・「テクノロジーサイクル」とは、新商品に対する人の関心のある層の数
(偏差値グラフとほぼ同様として扱う)
最も早く購入する層
イノベーター
アーリーアダプター
アーリーマジョリティー
レイトマジョリティー
ラガード