キャズム: ハイテクをブレイクさせる超マーケティング理論

  • 翔泳社
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本棚登録 : 1977
感想 : 158
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  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798101521

作品紹介・あらすじ

ドリームキャスト、PC98、レーザーディスクはなぜ、市場から消えたのか。すべての答えは、ハイテクの落とし穴キャズムにあった。

感想・レビュー・書評

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  • 課題図書。
    ふんわり理解だったキャズムの解像度が上がった。実利主義者の取り込みが大事だけどどうやるのさ〜というのに答えていてよかった。
    ホールプロダクトってこの時代から言われてた概念なんだなーと勉強になりました。

    セールス周りのところは流し読み

  • 新規事業を立ち上げ、売上が立ってくる。その後に訪れるキャズム(=溝)を越える事が大変である。について書かれた、マーケティングの古典。

    20年ぶりに再読したが、事例は古くとも普遍性は変わらない。

    2014年に事例を刷新したver.2版がある。

    @BizHack1 #キャズム
    https://amzn.to/3DpPYl2

    2023/08/05

  • 最初に読もうと思ってからだと、10年以上経っていると思います。

    この本を読んで、キャズムについて、いろいろ勘違いしていたことや、かなりの理解不足であったことがわかりました。
    そしておそらく、「キャズム」を口にする人の多くは、この本を読む前の自分同様、キャズムに関して勘違いしていたり、理解不足だったりするのではないかと思います(そういう人たちとの会話から察するに)。

    アーリー・アダプター(ビジョナリー)と、アーリー・マジョリティ(実利主義者)の間の溝(キャズム)の発生は、ある種、必然ではあるものの、そこを超えられる可能性はあり、この本では、キャズムを超えるための方法が、丁寧に説明されています。
    とはいえ、その方法を実行するのは、決して簡単ではなく、しかも、リソースや組織のあり方の変更も含めた方法であることを考えると、かなりハードルは高いと思います。
    ただ、信憑性はありそうな方法なので、試してみる価値はありそうです。

  • 翻訳本特有の読みづらさ、言い回しの難しさはあるが、企業経営として面白い

  • 以下を詳細に知りたい人は読めばいいと思うが、ネットにある情報を得るだけで良いような気もする。

    ・キャズム理論のグラフ
    ・アーリーアダプターとアーリーマジョリティの間に溝があり、飛び越えるのが困難

  • キャズムについて改めてしっかり認識しておこうと思い読書。

    メモ
    ・キャズムを越えるためには、メインストリームの入り口であるアーリーマジョリティに存在をアピールすることが不可欠です。

    そして、アーリーマジョリティにアプローチをすることによってキャズムを乗り越えるということが1つの正攻法であるとも言えます。

    アーリーマジョリティにアプローチをするためには以下のことが不可欠です。

    ・利用する際のリスクを最小化する
    ・数字を提示する
    ・実績を強調する

  • 改めて自分の事業がChasmに達していないことが確認できた。
    考えてみると、メジャーデビュー直前で頓挫したミュージシャン時代もそうだった。ライブ活動と度重なるオーディションを勝ち抜いていたあの状況は、この本の文脈に沿うと初期市場から受け入れられていたと言うことか。

    大きな金銭的リターンが得られていないところを見ても明らかだが、僕はまだキャズムを超えたことがない。

  • 返却期限が来てしまったことから、後半は飛ばし読みしてしまった。様々な製品がうまくローンチできない状況を非常によく説明していると感じた。キャズムという状況について説明しているだけかと思ったが、さらにその状況を打開するための方策にまで言及されていて、非常に良書だと思う。

  • ビジョナリー(進歩派)で構成される初期市場から、多数の実利主義者で構成されるメインストリーム市場への移り変わるところにある、キャズム(深い溝)があり、それを乗り越えたものが財をなす。ハイテク関係者のためのマーケティングの本。


  • ・10年前の書籍だが、普遍的な法則のため、筆者が変わらないことが確認できた。

    ・商品は、「テクノロジーサイクル」を意識したマーケティングが必要だ。

    ・「テクノロジーサイクル」とは、新商品に対する人の関心のある層の数
    (偏差値グラフとほぼ同様として扱う)
    最も早く購入する層
    イノベーター
    アーリーアダプター
    アーリーマジョリティー
    レイトマジョリティー
    ラガード



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著者プロフィール

破壊的テクノロジーがビジネスと組織運営に与える影響と企業がとるべき戦略をテーマに、著述と講演を続け、スタートアップと大企業の双方に助言をしている。複数のベンチャーキャピタルを支援するとともに、コンサルティングやトレーニングを手がけるキャズムインスティチュート、キャズムグループ、TCGアドバイザーズの名誉会長を務める

「2017年 『ゾーンマネジメント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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