イノベーション・オブ・ライフ: ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ
- 翔泳社 (2012年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798124094
感想・レビュー・書評
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今の生活に対して、様々な自覚を与えてくれた本。また、環境が変わった時や、悩んだ時に読み返したい本。
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残念なのは邦題。あえて原題を紹介させてもらうなら“How will you measure your life” 「ハーバードビジネス大学の教授と考えるあなたと優先順位の法則」とか、でしょうか。
イノベーションのジレンマ、イノベーションのDNAなど、名著で知られる著者が、リンパ腫と戦い薬の副作用で髪は抜ける最中母校ハーバードビジネススクールで送る最後の授業をまとめた一冊。ウォールストリートジャーナルで働いてみたかったという衝撃の告白が泣かせる。
ビジネススクールで一流の成績をおさめるもエンロン事件で同期が捕まったことをキッカケに本書の構成が始まったという。冒頭、スティーブ ジョブズの言葉が紹介される。「心から満足したいなら(中略)妥協するな、そういう仕事が見つかれば、ピンと来るものだ」を引用しつつ、ピンと来るにはどんな仕事でも、どれだけ入れ込んでるか問われるとする。
経営の指標を疑い、あなたが幸せになるために、何に折り合いをつけるべきか。強いメッセージは本書にある。休んでいる暇はない。 -
普通。
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あの「イノベーションのジレンマ」で有名なクリステンセンが、その理論を、就職、家庭に当てはめるとどんな選択をするのがいいのかなどを語る。「イノベーション」シリーズは、ジョブスをはじめ、経営者たちに影響の大きかった本。彼自身がハーバードを卒業して、5年毎の同窓会で、前途洋々だった若者が、道を踏み外したり、離婚など生活を乱したりすることを見るにつけ、何が原因であったかを理論的に説いている。今は仕事に専念して、妻や子供は待ってくれると思ったら大間違いだと。昨年末から忙しく、家にいる時間が極端に少ないので、自分自身を振り返りながら読み、考えさせられる部分もあり面白かった。
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かなりビジネス寄りで、「最高の人生を生き抜くために」からは少し遠いと感じた。
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会社の同僚が人生のバイブルとしている本で、お勧めしてくれた本。
人生の指南書となるような本だった。
仕事のためになることと子供の育て方のためになることがミックスされており、人生を後悔なく生きるにはバランス力が大切だと個人的には感じた。
仕事に打ち込みすぎてしまっているとき、自分の子供が産まれたときにまた読みたい。
一番大事なのはどんな自分になりたいかを明確しに、それを日々目指して生きることだと思う。そう生きよう。 -
感想
人生をマネジメントする。資源を集中投下するのは自分の好きな分野。大切な人を蔑ろにする機会損失はあまりに大きい。他者への投資を行う。 -
何度も繰り返し読みたいと思う一冊
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人生を、事業と見立てて、経営の観点から考えを述べたもの。特に、家族や仲間に時間を投資しなかった場合の後悔について述べている。
前半としては共感できることも多いが、若干、理論としては弱い内容となっている。