イノベーション・オブ・ライフ: ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ

  • 翔泳社
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798124094

感想・レビュー・書評

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  • 今の生活に対して、様々な自覚を与えてくれた本。また、環境が変わった時や、悩んだ時に読み返したい本。

  • 残念なのは邦題。あえて原題を紹介させてもらうなら“How will you measure your life” 「ハーバードビジネス大学の教授と考えるあなたと優先順位の法則」とか、でしょうか。

    イノベーションのジレンマ、イノベーションのDNAなど、名著で知られる著者が、リンパ腫と戦い薬の副作用で髪は抜ける最中母校ハーバードビジネススクールで送る最後の授業をまとめた一冊。ウォールストリートジャーナルで働いてみたかったという衝撃の告白が泣かせる。

    ビジネススクールで一流の成績をおさめるもエンロン事件で同期が捕まったことをキッカケに本書の構成が始まったという。冒頭、スティーブ ジョブズの言葉が紹介される。「心から満足したいなら(中略)妥協するな、そういう仕事が見つかれば、ピンと来るものだ」を引用しつつ、ピンと来るにはどんな仕事でも、どれだけ入れ込んでるか問われるとする。

    経営の指標を疑い、あなたが幸せになるために、何に折り合いをつけるべきか。強いメッセージは本書にある。休んでいる暇はない。

  • 普通。

  • あの「イノベーションのジレンマ」で有名なクリステンセンが、その理論を、就職、家庭に当てはめるとどんな選択をするのがいいのかなどを語る。「イノベーション」シリーズは、ジョブスをはじめ、経営者たちに影響の大きかった本。彼自身がハーバードを卒業して、5年毎の同窓会で、前途洋々だった若者が、道を踏み外したり、離婚など生活を乱したりすることを見るにつけ、何が原因であったかを理論的に説いている。今は仕事に専念して、妻や子供は待ってくれると思ったら大間違いだと。昨年末から忙しく、家にいる時間が極端に少ないので、自分自身を振り返りながら読み、考えさせられる部分もあり面白かった。

  • かなりビジネス寄りで、「最高の人生を生き抜くために」からは少し遠いと感じた。

  • 会社の同僚が人生のバイブルとしている本で、お勧めしてくれた本。
    人生の指南書となるような本だった。
    仕事のためになることと子供の育て方のためになることがミックスされており、人生を後悔なく生きるにはバランス力が大切だと個人的には感じた。
    仕事に打ち込みすぎてしまっているとき、自分の子供が産まれたときにまた読みたい。
    一番大事なのはどんな自分になりたいかを明確しに、それを日々目指して生きることだと思う。そう生きよう。

  • MBAを取得した人、そして家族がいるビジネスパーソンに薦めたい本。

    ・自分を真に満たすのは、報酬などの衛生要因ではなく、やりがいや成長などの動機づけ要因である。

    ・意図的戦略と創発的戦略をバランス良く使い分ける必要がある。そして、戦略が成功するために必要な仮定は何か?の観点で、検証することを忘れてはならない。

    ・目に見える短期的な成功だけに資源を配分するとやがて失敗する。長期的に重要な、しかし回収に時間がかかる家族や子育てにこそ早期から投資しなければならない。必要になってから慌てて投資を始めても遅い。

    ・パートナーが私のパートナーとなったのは、どんな用事を片付けるためだろうか?その目的を適切に理解すべし。

    ・子どもに様々な習い事をさせることで、能力に重要な3要素のうち「資源」は与えられるが、それを使いこなす「プロセス」を養うことの欠如につながりかねない。過度なアウトソースにより、資源ばかり与えていないだろうか。そして、アウトソースによって成長した子どもは、果たして自分の子どもと言えるのだろうか。

    ・子どもに必要な力から逆算し、適切な「経験の学校」の講座を受けさせること。

    ・企業文化を形成するかのごとく、我が家に適切な教育方針に沿って、一貫した態度をとろるべし。

    ・1回だけなら、は通用しない。限界費用だけに目を向けていると、全体が見えず、結局は総費用を支払う羽目になる。

    ・人生の目的を持つこと。なっていてほしい自画像を描き、献身し、評価する尺度を持つこと。自分にとって最も重要な尺度で評価すること。

  • 感想
    人生をマネジメントする。資源を集中投下するのは自分の好きな分野。大切な人を蔑ろにする機会損失はあまりに大きい。他者への投資を行う。

  • 何度も繰り返し読みたいと思う一冊

  • 人生を、事業と見立てて、経営の観点から考えを述べたもの。特に、家族や仲間に時間を投資しなかった場合の後悔について述べている。
    前半としては共感できることも多いが、若干、理論としては弱い内容となっている。

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