イノベーション・オブ・ライフ: ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ

  • 翔泳社
4.13
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感想 : 294
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798124094

感想・レビュー・書評

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  • 学生時代に読んで、そういえばあの本にあんなこと書いてあったなって思い出す。困ってる悩んでる人の手を差し伸べてくれるような言葉だった気がする。人にプレゼントしたくなる本。

  • ★20くらいつけたい超良書。

    クリステンセン教授は『ジョブ理論』をすでに読んでいたんだけど、その思想を活かしたまま「人生」の生き方について語ってくれる。

    「どうすれば幸せで成功するキャリアを歩めるか」
    「どうすれば人間関係を幸せにできるか」
    「どうすれば誠実に生きていけるか」
    簡単に見えて一つすら答えるのが難しい問いにしっかりと向き合ってくれる。
    アナタが本心で何をしたいのか、そしてそれが為されるためには何が無ければ駄目なのか。
    もちろんタイミングが違うこともあれば、運命が邪魔をして成し遂げられないこともある(クリステンセン教授がライターにならなかったように)。けれど「自分が何をしたいのか」をしっかり持つことが、自分の人生を本当の意味で豊かにする。
    問い続けることは苦しいけれど、それを疎かにしたり手を抜いてしまうことは、家族や誠実さに背いて遠い未来に間違いだったと気付くことになってしまう。

    なりたい自分。望んだ姿。願った未来。
    すべてが思い通りになるわけじゃないけれど、いつかの自分が満足できるように精一杯頑張ってみようと勇気をもらえた。

    直近で読んだ『ビジョナリー・カンパニー』との類似点も多かったり。意外とビジネス書の真理なのかもしれないなぁ。

  • 気づき
    ・本当の幸せを見つける秘訣は、自分にとって有意義だと思える機会をつねに求め続けることにある。新しいことを学び、成功を重ね、ますます多くの責任を引き受けることのできる機会だ。
    ・幸せを求めることは、幸せにしてあげたいと思える人、自分を犠牲にしてでも幸せにしてあげる価値があると思える人を探すことでもある。
    ・仕事ができるかどうかは華々しい部署じゃない、どれだけ苦しい経験をしてきたか、器を大きくしてきたか。

    ToDo
    ・なりたい自分について考える時間を毎朝設ける。
    ・環境を変える。新しいことにチャレンジする。経験を増やす。

  • 【どんな本か?】
    経営理論を人生に当てはめて、後悔のない人生を送るにはどうしたら良いか?について考える内容。
    気づきはあったが、真面目すぎてイマイチ腹落ちしない部分も多かったので星3つ。
    ※そこがこの人の良さで、この本のメッセージでもあると思うが、自分には合わないと思った

    【印象的だった部分】
    ・戦略を描いても、実際に時間やお金を投下しなければ意味がない
    ↑改めて書くと当たり前すぎる内容だが、なかなかできない
    ・我々は油断すると短期的に見返りが期待できることに時間を割いてしまう。多くの人にとってそれはキャリア。家族に時間を割かず、後々後悔する。

    ・満足と不満足は両極ではなく、独立した尺度
    ・衛生要因と動機づけ要因。報酬は衛生要因のため、仮に報酬が良くても仕事の不満を和らげる効果しかない。
    ・「今度昇給すれば幸せになれるかも」は永遠に続く。

    ・能力は「資源」「プロセス」「優先事項」に分かれる
    ・子供に色々な経験をさせるのは良いが、自己満足にならないよう注意。子供が乗り気じゃない時は特に注意。
    ・子供たちは学ぶ準備ができた時に学ぶ。その時、そばにいる必要がある。また、自分の行動を通じて、学んでほしい優先事項や価値観を示す必要がある

    ・100%守る方が、99%守るよりも容易い

    【学び】
    ・重要事項に集中し、それを行動に移す。
    ・動機づけ要因を満たせるよう、模索する
    ・「良い父親」という自己満足に陥らず、子供のプロセスや優先事項を養う手助けをする

  • 仕事に盲目的にならない人生を考える上での良書。

    家庭を持っている人にとって、さらに色々と「わかる…」本だったと思います。

    おそらくライフステージによってピンとくる箇所が違うと思うので、しばらく経った後にも再読してみたい本です。

  • オーディオブックで聴取

  • 「イノベーションのジレンマ」のクリステンセン教授による人生論。ビジネス理論を人生の諸課題にあてはめて考察するという内容なのだが、非常に納得感がありハマる。これは、クリステンセン教授の理論が人間の心理の深い考察に基づくものだからなのだろう。
    自分自身の、時間、労力といったリソースを、家庭、子育て、仕事にどのように配分するか。それを決めるために、人生の目的をどのように考えるか。こんなに感動を覚えるビジネス書にはなかなか出会えない。

  • イノベーションのジレンマで有名なクリステンセン教授の本。
    経営理論が人生の様々な局面でも役立つことがわかる。また、「あなたが人生を評価するものさしは、なんだろう?」という問いかけで本が終わる。
    この答えを探す行為も人生であり、見つけた答えに従って生きていくことも人生である。本の副題には、How will you measure your life ? とある。ミュージカルRentのテーマ曲 Seasons of love の歌詞にある、how do you measure a year in a life ? とも言っていることは同じ。仕事は忙しいけれど、どんな価値観を持って人生を送りたいか改めて省みてはどうか、とやさしく聞いてくれる本。

  • 人生を考え直すきっかけになる一冊

  • イノベーションのジレンマの著者が書く、人生の指針。
    全ての人にオススメできる本ではない。

    社会人になっても自己啓発が好きで、仕事も頑張り、結婚して家族を持って、そんな人には是非勧めたい。

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